男女逆転させた大奥の物語だったのですが、やはり総ての配役がとても良かったように思う。

家光役の多部未華子さん、物語前半は小姓の格好を。

男装は一歩間違えると耽美色が強くなってしまうけれど、彼女の場合は健康的で素敵でした。

後半はガラリと変わって艶やかな打掛が似合っていました。

色っぽさ担当は、意外にも男性の堺雅人さん。

公家で元僧侶である主人公・有功（ありこと）役で、繊細な所作に目を奪われてしまいましたよ～

とにかく、時代劇にしては登場人物全員キャラが立っていて見飽きなかったです。

最終回で、家光が倒れるのですが、有功にお姫様だっこされるシーンを入れて欲しかったなあ（春日局にはあったし）