興行的に見ると、今年は初登場2位を記録し、一時は『ロード・オブ・ザ・リング』を抜いて1位になり、公開終了まで3位以下にならなかった。今年は興行収入30億を超える見込みになりそう。だが、こうした大ヒットの背景には、積極的な宣伝活動があったことにもある。ドラえもん映画の公式サイトでは、過去24作品の紹介や予告編も掲載され、Yahoo!Japanが主催する「Web of the year2003」の新人賞第2位を受賞。その後、セブンイレブンのドラえもんフェア、コスモ石油のドラえもんカード、そして「ぼく、ドラえもん」の創刊などと、多くの企業とのタイアップ企画や25周年記念の企画ものといった宣伝戦略を積極的に展開。結果的に、今回の宣伝戦略は成功したといえる。しかし、宣伝戦略に甘えるのではなく、「クレヨンしんちゃん」のように完成度の高い映画制作を行ってほしいものである。