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カテゴリ: コラム
先日のドラえもんOP変更には、さまざまな反響があった。賛否両論が沸き起こったのは言うまでもないが、その中には、「単なる話題集めの起用」だと評するものも少なくなかった。ここ最近、ドラえもんでも見られる有名アーティストの起用に対しては、そういった評価が目立っている。しかし、冷静に考えると、そもそもこれまでも、(悪い見方をすれば、)話題集めともとれる起用を、ドラえもんだってやってきたではないか?

ドラえもん映画の主題歌を多く手がけてきた武田鉄矢さんも、その記念すべき第1作「ポケットの中に」を作詞した当時は、ドラえもんとほぼ同時期に、「3年B組金八先生」も放送開始され、かなりの人気を集めていたはずである。「金八先生」がドラえもんの歌を作詞というのは、当時かなり話題になったのではないかと思うが・・・

そして、何より1985年の『のび太の魔界大冒険』。主題歌は、人気絶頂アイドルだった小泉今日子。「風のマジカル」がB面に収録されていた「渚のはいから人魚」のレコードは、その当時のオリコンウィークリーチャート1位を記録。その人気ぶりからしたら、これだって話題集めの起用ともとれるだろう。その後も西田敏行、島崎和歌子らが歌っていることも考えれば、別にゆずや島谷ひとみ、そして今回の夏川りみの起用はなんら不思議ではない。

それなのに、なぜこの起用に対しては、冷ややかな意見が目立つのだろうか?それはやはり、武田鉄矢さんの作詞した主題歌(あるいは「風のマジカル」)が、物凄く素晴らしかったからである。映画のテーマとうまく絡み合っていて、まさしく「主題歌」というものを作っていたからである。「話題集め」というものを武田さん(あるいは「風のマジカル」)は一掃してくれた。

だが、最近(傾向として武田さん降板後の97年以降)の主題歌は、「主題歌」と呼ぶにはふさわしくないものまで出てきてしまい、とうとう武田鉄矢さん以外の有名アーティストの起用に対して不信感を募らせるファンが出てきた。結局、それの繰り返しになるだけだと。ダ○ル○ーのような嫌な前例があるだけに、そうなるのは当然のことだろう。

むろん、その気持ちもわからなくはないが、しかし、要は「話題集め」を一掃してくれるものさえ作れば問題はないわけで、それを聞いても見てもいないのに、何やらかんやら言って批判するのは筋ではない。ドラえもんの声が変わったからといって、新しいドラえもんをろくに見てもいないのに、「面白くない、酷い」と、感情的になって批判するのと一緒である。

こういうことは、芸能人の声優起用にもいえる。私自身、芸能人の声優起用には批判的なことをときどき言うが、別に声優に芸能人を起用してはならないと言っているわけではない。もし制作スタッフが、このキャラクターには、(芸能人とはいえ)この人しかいないと言うんであれば、別にそれは構わない。大事なのは、いかにそのキャラクターをその人は演じられているかどうかである。わさドラでも、竹内都子さん(ピンクの電話)のジャイアンのかあちゃんは見事なハマリ役だったし、(個人的な感覚かもしれないが、)「スチームボーイ」のスカーレットの小西真奈美さんは、素晴らしい演技をしていたと思う。「話題集め」を一掃する演技や配役をしてくれれば、芸能人でも構わないのだ。先日も、阿部寛がケンシロウを演じることについてネチネチ言っていたけど、本来ならやってはならないことである。まだ、阿部寛のケンシロウは見ていないので、批判する立場にはない。

それでも芸能人の声優起用に嫌悪感を持ってしまうのは、下手なアフレコをする芸能人が多いためである。そういうのを何度見てきたことか・・・。演技力も声優さんの方が断然上である。そういう人たちの活躍の場が、こんな形で減らされるのはあまりにも苦々しい。

そういったことが繰り返されると、観客の目も厳しくなってくるのは当然である。にもかかわらず、どうして芸能人の声優起用や、主題歌のタイアップが未だに続いているのであろうか?それなりに効果があるからなのか?何かしら利益をもたらしてくれるからなのか?それとも、何か使わざるを得ない事情があるのだろうか?そこらへんのところを、もっと詳しく知りたいところだが、スタッフに聞いても、答えてくれないだろうなあ・・・。

本来ならば、芸能人が起用されて、批判が生まれる状況はあまり好ましくないと私は思う。作品というものをつくっているからには、それなりのベストを尽くして演技をしたり、曲を作ったりするべきである。以前のアニメでは、そういうのがしっかりしていたものが多かったように思う。それがたとえ、芸能人が起用されても、有名アーティストが歌っても。ところが、最近はそれができていないのが目に付く。果たして彼らは、本当に「作品」を作っているんだろうか?これで十分、観客を楽しませられるなどと思い込んでいないだろうか?

配役・起用する製作スタッフもそうではあるが、起用されたにもかかわらず、それなりのベストを尽くしてるかどうかわからない芸能人やアーティストも問題である。彼らは、声優さんのところにいって、演技指導やアフレコ指導なんか受けているんだろうか?原作読んだり、制作スタッフに会ったりして、世界観を確認して曲をつくっているアーティストはいるんだろうか?「ガンダムSEED」のT.M.Revolution(西川貴教)のように、「アニメ文化をサポートしたい」と意気込んで曲を作っているアーティストはおらんのか!!もはや作っている者たち全てが、そういう意識が低すぎるんではないだろうか?

有名アーティストに主題歌を歌わせるのは構わない。芸能人を声優に起用するのも構わない。だが、もはや、確実に観客の目は厳しくなってきている。ナメた作りをしていては、おそらくアニメに対して見向きもしてくれなくなるだろう。そうならないためにも、改めてもう一度「作品」を作るということはどういうことなのか、業界全体で考える必要があるのではないか。


P.S.いまさら気づいた話なんだけど、最近のTVアニメ映画にも、ゲストで芸能人が出てくることが多いけれど、なぜか「名探偵コナン」だけは、芸能人の声優起用がないんだよなあ~。(まあ、そのかわり主題歌に力入れてるけど。)

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最終更新日  2005年10月01日 17時14分25秒
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