【武侠商人】が世界に問う、日本の武の美【もののふ】戦国武将と変わり兜と甲冑のデザインブランド

網野善彦史観


「まつろわぬ民」とよばれてきた人々がいる。
(網野は)「百姓」は一般民衆の意味だったが、「農民」と置き換 えられたため、海民、山民、布を織る女性、職人、土地を持 たない商人など多種多様な非農業民が切り捨てられ、その結 果「(日本は米作を基礎とする)農業社会」という 間違った「常 識」が生まれた、と指摘する。
この引用では全般的な意味合いしか書かれていないが、こと に芸能者や山を生活の場として定住しない人々の存在が一般 的な歴史を見る目からすっぽり抜け落ちていることは驚くほ どである。このようなまつろわぬ民とは、定住しないことに よって権力から自由でいた人々である。こういうことが網野 史観で目覚めさせられる。
網野善彦の死
極東ブログ より


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