AIBO誕生の先駆者達

AIBO誕生の先駆者達 プロジェクトX

復活の日 ロボット犬にかける


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■AIBO開発の陰に・・

平成11年。人工知能を搭載、子犬のように喜び、驚き、そして成長するロボット犬が誕生した。

開発に挑んだのはソニー。

創業の志を継ぐ技術者だった。

敗戦直後、社員20人でスタートしたソニーは、創業者・井深大の「他社のやらないことに挑め」を合言葉に、技術者たちは熱意を持ってテープレコーダー、ウォークマン、CDなど、独創性あふれる新製品を立て続けに開発。


次々に新たな市場を作り出してきた。


しかし、1990年代。会社は経営を多角化し、アメリカのレコード会社や映画会社を買収。

社員11万人の巨大企業に膨れ上がった。

いつのまにか、即断即決ができない「大企業病」が忍び寄っていた。

開発は他社の二番煎じ、根回しと書類の山に埋もれ、心ある技術者たちが、次々と会社を辞めた。

「このままではまずい」。

立ち上がったのは、土井利忠。 

若き日、井深大の元で薫陶を受けた男だった。
土井は、幼き日に見た「命あるロボットを作りたい」という夢を思い出した。

「ロボットは誰も商品化していない。
これをモノ作り復活のきっかけにできないか」。

しかし、社内の目は冷ややかだった。

取締役会議では「儲かるわけがない」、

現場の若手技術者からは「そんなおもちゃを作るためにソニーに入ったんじゃありません」と反対された。

それでも、土井はあきらめなかった。
技術さえあれば、きっと市場は拓ける。

大胆にも会社を捨てた異端の技術者を連れ戻し、社外から開発メンバーを募集した。

そして迎えた役員会議、商品販売の許可をめぐって、メンバーはプロジェクトの存在をかけた。

夢の人工知能ロボット開発に、モノ作り復活の夢を託した人々の挑戦の日々を描く。(以上紹介文より)




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かつてAIBO開発に必要だった突破口の火は
今のソニーに有るのだろうか?


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運命の法則
「運命の法則」土井利忠さんの著書です。



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