らぶりーふ

2011.05.29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
合宿の時森で聞いた音を使って物語を作れって課題をやりました
わりとしんどかったです
でもみんなが協力してくれてなんとか形になりました…本当、友達って最高…!!
以下課題の文!!!!



[天気不明]


ザザザー…パシャッパシャッ・・・
雨の中、傘を差した全身黒ずくめの男が歩いています。
男は生まれてから一度も晴れの空を見たことがありません。男は、雨男だったのです。
男は台風の日に生まれました。そこから男の雨男としての人生が始まります。


コツッコツッコツッ…
靴音を鳴らしながら、日傘を差した女が歩いています。
女は生まれてから一度も雨を見たことがありません。女は、晴女だったのです。
女はその年一番の猛暑日に生まれました。そこから女の晴女としての人生が始まります。
天気予報で台風が来ると予報されても、女が家の外に出れば途端に雨雲は消え、日が差しました。女はたくさんの人に囲まれ、幸せに生きてきました。

ある日、そんな雨男と晴女が出会ってしまいました。
雨男と晴女の間は別の世界のように、はっきりと天気が分かれています。
雨男は太陽の眩しさに目を奪われ、晴女は雨粒の輝きに息をのみました。

「私、初めて雨を見ました」
女がはしゃいだ様子で男に言います。男は戸惑いながら答えます。
「…私も、空がこんなに青いものだとは知りませんでした」


男が初めて見る晴天は、全てを温かく照らしていて、とても穏やかな気持ちになりました。
女が初めて見る雨天は、雨が全てを包むようで、とても優しい気持ちになりました。

女が木の枝を指さして言います。
「ほら、蜘蛛の巣に雨粒がくっついて宝石みたい。こんなに綺麗なもの、初めて見るわ」
「私も、木々の間から差す光がこんなにも心地よいものだとは知りませんでした」


水たまりには色鮮やかな虹がうつっていました。



もっちゃん、あずちゃん、まきちゃん、おいちゃん、本当にありがとう……!!!!
あとはこれを噛まずに読むだけだ…無理だ…!!
皆の前で発表するの緊張するうううううううう頑張るうううううううううう





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.05.30 01:14:54
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: