アトリエ5号星地区

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■アメちゃんの話



今朝、朝ご飯(551の豚マン)を食べていたら、娘からいきなり
『パパ。ホワイトデーのお返しまだ貰ってない』って言われちゃいました。(笑)
おいおい。もう4月だぞぅ。

『ええっ!今年はお返ししてへんかった?』
『うん。してへんよ。』
しかし、ちょっと待てよ。シルフちゃんはバレンタインデーの日にチョコを
娘に頼まれて、無理やり買わされた記憶はあるが…。
それもよ~く考えたら、自分宛に送るチョコを自分で買って、娘はメッセ~ジだけを
添えてよこしたような気もするんやが…。(-_-; )

それなのにそれなのに、お返しを要求するなんて…。
しかも、もうすぐGWが始まろうかというこの時期に…。
恐るべし!大阪の幼稚園児め。
( ^∇^)σ)゜ー゜)こーいつう!…プニュッ!

『で、何がほしいねん?』
『アメちゃんがほしいねん。』
ここで、ことわっておくが、決して「アメちゃん」っていうのは、アメリカ人のこと
じゃない。ましてや、アメンボやアメーバの略でもない。

「飴ちゃん」つまり、「飴」をちゃん付けで呼ぶ大阪人の特異な風習(ならわし)なのである。
でも、なんでもお菓子にちゃんをつけるのかっていうとそ~ではない。
ガムちゃんとか、チョコちゃんとはいわない。ペコちゃんとかポコちゃんはいても。
話がややこしくなったんで元に戻すが…。

これは、元来、京都コトバから伝わってきてるんだよ明智君。
他府県の方の目には奇妙に映るかもしれませんが、京都では昔から物に対して「さん付け」を
するんですよね。
で、「さん付け」の代表格は、「飴さん」「揚げさん(厚揚げ)」「おイモさん(芋)」「お粥さん」
「お豆さん」等々。揚げのことを「お稲荷さん」って呼ぶこともあります。

どの言葉にでも必ずつくというのではなくて、つく言葉とつかない言葉が、
関西人同士の暗黙のルールのうちに決まっているのがクセもので、
こればっかりは長年住まわないとちょっとやそっとでわからんかも。(笑)
ちなみに関西では朝の挨拶は、「おはようさん」だ!

で、「飴ちゃん」だけ、なんでさん付けでなくちゃん付けなのかって、それはシルフちゃんでも
わからんちんのとっちめちんなのだ。(^J^)


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