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October 16, 2008
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カテゴリ: 演芸・舞台
プロフェッショナル仕事の流儀 落語家・柳家小三治

8月の池袋演芸場の10日間興行を通して、小三治師匠の芸に迫る。

そうか8月に池袋見に行った時、満員の客席にカメラが入ってて、「こんな混んでる時に」と思ったのがこれだったか。

んー、ビジネスマン向けとはいえ、作り手のセンスが感じられない番組でしたね。
小三治師匠が高座に上がる前、何やろうか迷っているところに「ちなみに候補に挙がっている演目は?」いう質問を聞いて怪しいと思っていたら、スタジオトークで全開に。

セットはたたみに座布団。
「今日は落語のワザを見せていただけるそうで…」
「手ぬぐいはどうやって使うんですか」
「小三治さん、おそば食べるところはどうってやるんですか。やってもらっていいですか」


ビデオを見ていて、あまりに不意を突かれた質問に、声をあげて笑ってしまった。
小三治師匠も苦笑い。「そばを食べるところあまりうまくねえんだよ」。

失礼とまでは言わないけど、こんな企画をぶつけるディレクターのセンスのなさには苦笑せざるを得ませんね。落語専門外だとしてもこのアプローチは…。ビジネスマンに役立つネタはいっぱいあるはずなのに。上司からやれ言われて断れなかったのだろうかなどと余計なことを考えてしまう。

内容は普通。
芸は「小さく小さく」。受けなくてもいいから素の自分を出していくことに心を砕く。「芸を磨くより人間を磨きなさい」という落語家の基本的な修業を今も追い続ける姿勢が印象的でした。逆にこの映像の作ったディレクターの人間性の浅さが出てしまって可哀想になってしまうのですが。高座に漢方薬を出てなくてピンチなんて過剰演出。偶然でもそんな劇的な展開は使わずに勝負して欲しいのですよ。

プロフェッショナルはと聞かれて
「今までいろんなプロフェッショナルが出てきて、すごいとか言われてきましたが、本人は全然すごいと思っていないと思います。今に夢中なのがプロフェッショナルです」
師匠、この番組好きなんですね。だから出たんでしょうし、茂木先生に「落語150席覚えたはずなのに何で忘れてしまうんですか」と質問してたし。





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Last updated  October 19, 2008 02:29:44 AM
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