『雛舞い』7 (木ノ葉新米忍他・ギャグ)
そこへ、演習場で修業をしているチョウジを見かけた。綱手はしばし目を奪われた。
「アイツ……意外と動きはしなやかなのだな……。ポッチャリ系だからとあなどれん!」
綱手は意気揚々と、チョウジに声をかけた。
「いや、その日は焼き肉パーティがあるんで。ゴメンナサイ」
チョウジは、自分に誘いが来たことをとても意外に思いながらも、やはり断った。
「よし分かった! その焼き肉パーティの三倍肉をやろう!」
するとチョウジの目つきが変わった。綱手は、のった! と思った。だがそれは勘違いだった。
「綱手様は分かってないですね……」
チョウジの目は燃える。
「一人で肉もらって食ったって仕方ないんだよ! みんなで食べて、最後の一口を、見せびらかしながら堪能する……これぞ究極の幸せなんだよ!!!」
チョウジは口から唾を飛ばした。その様子が「デブ」と言われてキレる様子にそっくりだったので、綱手はたじろぎながらその場を後にした。
チョウジ『焼き肉をなめるなああああああああー!!!!!』
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