××バイク上のドクロ××

××北海道反一周Day3××

北海道一周 2010 反時計回り編 3日目
朝から快晴! テンションも上がって快走できた1日
しかし,もう旅を続ける余力は残っていなかった
ツーリング・レポート

ツーリング・データ

日時
  2010年 8月 2日
  09:32~23:00

総走行距離
  約698km

給油地
  大成……24.70リットル
  (@147円…税込)
  苫小牧……  リットル
  (@    円…税抜き)
  合計……  .  リットル

燃費
  未計算

有料道路代
  道央道 岩見沢-旭川鷹栖
  (高速道路無料化社会実験)

車両
  KTM
  LC4 Adventure(’04)
  この日も絶好調!
10roundB3
時間 一言 コメント 資料

00:05

ニセコ
野営場
 日中は,あんなにガスがかかって雨も降っていたのに,夜にはこんなに良い天気となった。

 一度,きれいな星空を写してみたかったので,シャッタースピードを最長の8秒にして,三脚を使って撮影。

 真上だと星がたくさん写るが雰囲気が伝わらなかったので,ちょっと山の稜線も入れながら。
 草も写り込んでしまったが,まぁ良く撮た。

 縮小すると,こんなもの…。
10roundB301

06:53

ニセコ
野営場
 かなり早くから,テントが明るく感じられた。他のキャンパーも活動を始めている。

 自分も気持ちが高まってテントから出てみた。

 最高の天気!

 昨日のガスはなんだったんだというくらい,別の場所のよう。
10roundB302

08:46

ニセコ
野営場
 快適そうに見えるサイトも,実はぐっしょりと濡れている。特に,最下段の中央部は,見事な水たまりだ。

 これは,昨晩の夜食のとき,水を汲みに行ったときからそうであった。

 山の斜面にあるサイトで,段々畑のようになっているニセコ野営場は,雨が降ると上から水が流れてくるわけで,下の段のほうが不利かもしれない。

 でも,たしか段の境目には側溝が掘られてあったような気もする…。

 トイレの上は要注意だ。さて,撤収を始めよう。
10roundB303

07:20

ニセコ
野営場
 GWのアルトリ岬キャンプから帰宅後に,防水スプレーを施していたおかげで,フライシートはしっかり水をはじいていた。
 テント下に敷いてあるグラウンドシート代わりのブルーシートは400mlくらいの水が約2箇所に分かれて溜まっており,それは昨日の朝,出発前に,シートに穴を開けて対策をしておいた。タープ下でも,あれだけの嵐だと水が溜まるようだ。
 しかし,テントの中には浸水しておらず夜は快適に過ごすことができた。
 上のような画像の地面を流れる水と,右の画像のようにテントを伝ってくる水と,上手にカバーできるグラウンドシートはないものか。
10roundB304

08:46

ニセコ
野営場
 かなりの水がタープを湿らせており,それを乾かすのに結構な時間がかかった。それでも半乾きである。

 さて,今日は天気もいいのでホクレンのフォト・コンに応募するための写真でも撮ってみたい。

 と,言うわけで100均で買ったガムテで旗をつなぎ,ボックス上のネットに縛り付けることにした。

 これまでの道中,フラッグを装備しているライダーを全くと言ってよいほど見かけなかった。やはり優良にするという行為は受け入れられないのかもしれない。
10roundB305

08:49

ニセコ
野営場
 完成。
 まだ2色しか手に入れていないので,早く4色そろえたいところだ。

 トップケースが丸いので,フラッグを装備する場所が見出せないのが難点だが,これで旅ライダーらしさが5割増しくらいになった気がする。

 さて,どんなアングルで撮るのがいいのだろうか。素人ながらに日頃見ているバイク雑誌なんかを思い出しながら,考えてみたい。
10roundB306

08:50

ニセコ
野営場
 さて,出発しましょうか!

 おっと,ここで大事な1枚を。「壱走壱宴」北海道支部の存在をアピールしないと。

 あれ,そういえば昨日も一昨日も呑んでいないな。まぁ,いいか。それどころじゃ無かったし。

 アルトリで残った酒とワインがサイドバッグに入れっぱなしだ。まぁ,腐るものじゃないから多分大丈夫だ。

 顔に疲れが色濃く感じられる…。
10roundB307

09:00

ニセコ
野営場
 午前9時ジャスト。今日が旅の始まりだったら,きっと6日間を走破できただろう。

 まぁ,その多くは自分に原因があるのだから,今回は無理をしてはいけない。装備不十分で旅を続けるスキルは備わっていないのだから。

 それよりも,今日1日を楽しもう!

 空の青さがいいねぇ。
 バイクが黒く陰になってしまったのも,まぁいいねぇ。
 ネットに押し込んでいるコンビニ袋のゴミがいただけないなぁ。
10roundB308

09:05

ニセコ
野営場
 9時まで出発が遅れたのは,もう1つ理由がある。キャンプ場の管理人に会いたかったのだ。しかし,まだ出勤時間ではないらしい。確か昼からだったかも。

 仕方が無いので,ホクレンフラッグキャンペーンのチラシに2泊分の600円をはさんで,扉の隙間に押し込んだ。

 無事に手に渡ればいいのだが…。それよりも,筆記用具を何一つ持っていないことが分かった。デジモノ全盛でも,紙に字を書く物は必要だ。
10roundB309
10
09:16

ニセコ
パノラマ
ライン
 今日は反時計回りの続きをしよう。

 通行止めだった積丹を南から上り,日本海側を走って道の液をつぶしつつ,昨日,時間切れでスタンプを押せなかった厚沢部を南端として太平洋側を北上することにする。

 というわけで,キャンプ地から岩内を目指す。そのルートがまさにニセコパノラマラインだ。眺めは最高!カーブの具合も丁度いい。こりゃぁいい道だけど,景色を見ながら走れるカーブではない。

 停車して景色をとることにするが,旗を入れるアングルにバイクを停めていなかった。
10roundB310
11
09:58

 この掲示内容が,どうやら初日に出会った通行止めのようです。 長い掲示板から短い掲示板まで色々ありますから,文字数も制限されているのでしょうね。
 ちなみに,後日であった通行止めには「全面」通行止という言葉がありました。
捜索隊07 これなら,迂回路はなさそうだなという判断に至るのですけどね~。
 人のせいにしない…。
10roundB311
12
14:00

道の駅
神恵内
 なかなか到着しないな~。
 道の駅はもっと奥かなぁ。
 それより何より,道路が砂や泥にまみれているんだけど,海からの波が相当あったのかな…。

 次第にトラックの出入りが多くなる。

 まさか,道の駅より手前で通行止めなのか!?

 そんな不安がよぎる中,道の駅が通行止めのポイントでもありました。

 ぎりぎりセーフだが,バイクが泥まみれに…。アドベンチャーらしいったらそうだけど…。
10roundB312
13
10:19

神恵内
 道の駅を出発して,ふと気付きました。

 来るときに気付けよ。

 どうやら,道路が泥まみれになっていたのは,山から流れ出た土砂のようでした。

 いつも流れている川ではない場所を大量の水が流れたんですね。
 それで,こんな大きな岩まで転がってきたのか!?直径3mくらいありますよ。

 で,行き場のない水が道路を川のように流れたのですね。付近住民はドキドキだったでしょう。
10roundB313
14
10:19

神恵内
  で,さらにふと反対側に目をやると,大小さまざまな石と泥と,木の枝などが散乱しています。

 普及作業をする前は,道路がこういった状況だったのでしょう。普及工事のみなさん,ご苦労様でした。

 こういう道路だったら,さすがのアドベンチャーも歯が立たないでしょうね。その前に,上に乗っている人がダメですけど。
10roundB314
15
10:25

神恵内
 トンネルから出てきたトラックに追いつきました。要するに,普及工事現場から積み出した土砂だと思われます。

 かなり大きい石も見えます。

 きれいな積丹ブルーの海にポイポイ捨てるわけには行きませんから,こういった緊急工事も環境は配慮されているのですね~。と,今になって考える。走っているときは,そんな事は考えない。

 このトラックに近すぎると,自分が泥をかぶるぞ。

 そんな程度の思考力です。
10roundB315
16
12:28

道の駅
島牧
 道の駅つぶしをしていて,ようやく島牧まで来ました。

 あれ,ぜんぜん車がない。

 よってけ…という名前が悪いのか!?誰も寄って行ってない。

 それもそのはず。休業中でした。スタンプは押すことができましたよ。

 とうてい水が浸入してきそうもない,ちょっと高い場所にあるのですが,近くを川が流れています。この堤防を越えてきたとなると,相当な水の量ですね。

 営業できないとは大打撃でしょう。
10roundB316
17
12:33

道の駅
島牧
 ここで,ふと思い出す。
 景色もいいし,天気もいいから久しぶりにヘルメットカメラでも撮影してみよう。

 で,持参していたのはピクシオさんではなくSAL。ピクシオさんは広角ならず狭角で,画面がぶれると見ていられないのでSALにした次第。壊したらもったいないというのもありましたけど。

 で,奇岩を撮影してみましたが,録画になっていませんでした。
10roundB317
18
12:38

島牧村
 10分ほど行ったところで,また川(普段はせせらいでいるくらいの川)の氾濫による土砂災害で通行制限場所に出くわしました。
 ここもまた,同じように大きな岩が流れ落ちていました。海の方にも相当な土砂と岩がありました。

 おーSALで動画として紹介できるぞ!

 録画ボタンは押されていません。
10roundB318
19
12:47

白糸
トンネル
 何が撮りたくて停まったのかというと,トンネルの上に滝があったのです。その光景が,なんとも新鮮で良かったので撮影しました。

 白糸トンネルといえば,昨年はサンダーちゃんのクラッチペダルが動かなくなった場所。

10roundB319
20
12:47

白糸
トンネル
  反対側から走ると,こんなきれいな滝が見れるのですね。まぁ,先日までの雨量が重なって,水量も多くなっているおかげかと思います。

 多すぎれば災害を引き起こすけど,少し多いくらいなら普段は目立たない滝が美しく見ることができる。

 そんなことを,運転中は考えていません。今,考えました。

確か,この辺りの動画です。道路しか映っていませんが,幸いにして泥まみれ具合が分かります。

20100802_1
10roundB320
21
13:48

道の駅
大成
 道の駅たいせいは,これまたシャワー室完備。詳しく調べてきませんでしたが,中はどうなっているのでしょうね。見て来ればよかったと後悔していますが,この日も先を急ぐ身でしたから,スタンプを押したら,すぐにゴーです。
10roundB321
22
13:56
 すでに岩内の手前辺りからFモードに入り,リザーブタンクでの走行をしていましたから,道の駅からY字路まで戻って給油します。

 ここで,マラサイ号ことアドベンチャーの無給油記録が達成されました。
10roundB322
23
13:58
 多分…
 600kmは超えたことがなかった気がします。

 24.7リットル入りました。
 604.7km走りました。

 1リットル当たり24.48kmという計算になるようです。なかなかの高燃費。

 ここまで,車の後ろを走ることばかりだったので,4500rpmを上回ることがほとんどありませんでした。かえってバイクには悪い気がします。
10roundB323
24
15:19

道の駅
厚沢部
 道南の道の駅制覇です。最後は厚沢部でした。

 で,ここから先はツーリングマップルに「交通量の少ない快適ワインディング」と書かれている」国道277号線と思って走ったら,実はこれは道道67号線だったという道を通って太平洋側に抜けます。

 どうりで,たいした道じゃなかったはずだ。

 でも動画を録りましたのでどうぞ。

20100802_2
10roundB324
25
16:23

場所は
長万部
付近
??
  ロガーが完全にバッテリ切れのため,画像とログを一致させることができず,場所の特定ができないが,時間的に長万部付近の国道5号線上かと。

 もっと夕方になって影が長いときに撮りたいのだ。

 それで,この動画の最後の形で写真を撮りたい。

KTM 640 ADVENTURE

 コケるからやめておきなさい。

 せめて,他人に撮ってもらった方がいい。
10roundB325
26
17:06

ウィン
ザーの
 次回,2011サミットは,ニセコ野営場ではなくあのホテルで…。

 ムリムリ。

 1泊いくらするんだ!?

 庶民が泊まれるのか!?

 中に入るだけならただかなぁ。
10roundB326
27
17:27

道の駅
虻田
 いやぁ,夕陽とバイクって難しいね。写真に収めるのが。

 一応,夕陽モードにストロボをたいて撮影しているけど,光的に両者をきれいに撮るのは不可能なんだろうね。

 でもまぁ,日本海側ではなく太平洋側でも場所を選べば夕陽が見れるってことだな。噴火湾ならではのきれいな夜景ですぞ。

 なかなかの立地条件です。道の駅虻田。営業時間も長めで眺めもグーでいいね!

 おい,山田君,ホクレンフラッグ取ってこい!!
10roundB327
28
29
18:45


道の駅
室蘭
 2枚の画像は横に並んでいるかな?室蘭の道の駅からみた大黒島と夕陽とマラサイ号。夕陽がきれい!自然の美しさには敵わない。

 でも,白鳥大橋から見た眺めもなかなか。JJさんのために,工場を何とか取ろうと首を一生懸命動かしたけど,前の車が遅すぎてじっくり録れなかった~。

20100802-183618

 白鳥大橋前半はガタイの大きなマラサイ号でスタンディングだから,相当高い視点から撮影している。
10roundB32810roundB329
30
20:15

苫小牧
 室蘭で迷っていた。

ここ でキャンプしたら,無料の上,白鳥大橋の夜景が見れるらしい。泊まりたい。

 でも,東室蘭の市街地を抜けないとたどり着けないはず。ナビのバッテリも全滅状態なのに,たどり着けるだろうか…。

 室蘭岳の登山口の入り口辺りらしいけど…。

 迷った挙句,家族に会いたくなった自分は帰ることを決意。区切りをつけるため,後半につなげるべくポイントを定めたのでした。

 後半戦は,苫小牧を出発地点とする!
10roundB330
31
21:50

岩見沢
IC
 速い車の後ろにつけて,ぶっ飛んで走った。

 なんせシールドが濃いスモークだから,単独で走るのが難しいし,パンダ車とかがいたりしても困るので。

 でも結局それらしい雰囲気はなく,安全無事に到着。

 ここからは,人が出てくる危険やパンダ車が待ち受けたりしている危険も少ないので,かなり安全・安心。

 もうすぐ我が家だ!
10roundB331
32
22:58

旭川
鷹栖
IC
 やっと旭川へ到着。

 ここまでくれば,我が家は目と鼻の先だ。

 マラサイ号の高速走行はとにかく疲れる。でも,トリッカーでの高速走行に比べたら,まだマシだ。

 乗れば乗るほどサンダーエースは高速で走るためのマシンだったというのが分かる。

 さて,後半戦は道東~道北だ。マラサイ号の本領発揮できる地域といえるから,堪能したいなぁ。
 転倒はしたくないなぁ。
 早く帰ろう。
10roundB332
33
23:05

自宅
 無事到着!

 夕飯も食べずに走ってきたのでお腹がすいた。

 それより何より,尻が痛いのと手がしびれているのと。

 帰ってから,キャンプ場で食べるために買っておいたチンするご飯とレトルトカレーと袋ラーメンを食べた。

 かみさんが起きて迎えてくれた。心配かけました。ごめんなさい…。僕は元気です。

 ただもう,しばらくキャンプはいいです。
10roundB333
34
23:05

自宅
3日目まとめ

1.苫小牧から岩見沢まで夜なら1時間ちょい。
2.岩見沢から旭川まで高速道路なら1時間。
3.ホクレンフラッグは,パタパタと何かに当たると,かなり傷む。もう先っぽはボロボロ。
4.何となくリアタイヤが消耗していることに気付いてしまった。今度はリアタイヤ交換か!?
10roundB334
ヘルメット動画1 ヘルメット動画2 ヘルメット動画3
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積丹周辺の道路被害 道道67
江差~落部
 室蘭
白鳥大橋
反時計回りTOP Day 1 Day 2 Day 3 Day 4 Day 5 Day 6 Day 7


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