らくがんの休日

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ベイグラントストーリー

★ベイグランドストーリー (PS) スクウェア アクションRPG

ストーリー ★★★★☆
操作性   ★★★☆☆
システム  ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★☆☆

中世ヨーロッパ風の魔都市が舞台のファンタジー。

ストーリーは一口で説明しにくいんですが、いかにもスクウェアらしい意味深なシリアス系。
主人公アシュレイはリスクブレイカーと呼ばれるVKP(バレンディア王国治安維持騎士団)の敏腕エージェントで、
侯爵邸占拠事件の首謀者シドニーを追って、魔都レアモンドに潜入します。
そこで繰り広げられる陰謀の謎を解く、という感じです。

私はシリアスなストーリーは、あまり得意ではありません。
特にアクションが入ると、操作に熱中しているうちに、起こった事件や重要な人間関係を忘れたり、
こんがらがったりしちゃうんです。
1回のプレイでは、とても理解しきれなかったりして・・・。(^^;

幸い(?)このゲームは設定されたプレイ時間が比較的短く、何周もすることを前提に作られているので、
2~3周してようやく理解できました。
1周目では入れないマップもあるので、マップコンプリートを目指すなら、最低でも2周は必要です。

戦闘システムが斬新でした。
所持する武器により射程範囲が変わるんですが、その射程内に敵が入った状態で、戦闘ボタンを押すと
自分を中心にドームが開きます。
その中で、敵をどのように攻撃するか選択します。
直接攻撃の場合は、ボタンを押すタイミングにより(連続攻撃)が可能。
他にも戦闘のシステムに細かい条件付けがされていて、要領をつかむまでは大変ですが、覚えてしまえば
かなりおもしろい戦闘でした。

それから、アイテムとして手に入れた武器や防具を合成して、新たなアイテムを作ることができます。
ハマればおもしろいシステムでしょう。
私は面倒なことが好きじゃないので、攻略リスト見ながらやっとでしたけど。(^^;

アクションはジャンプタイミングがちょっとつかみにくいかも。
長距離ジャンプはけっこう落ちました。(T_T)

敵に属性があって、武器にアクセサリーを付けることによって与えるダメージに変化が出ます。
まあ、それはよくある話ですが、その属性が変わっていました。
ヒューマン・イービル・ビースト・ファントム・アンデッド・ドラゴンがあって、ヒューマンは人間の敵、ファントムはオバケ系、
アンデッドはゾンビ系とかに分類されるわけです。
で、腕が6本もある石像がいきなり動いて襲いかかってきたんですが、その属性を見ると『 ヒューマン 』。
・・・・・・・どのへんが?
こんなヒューマンいねーよ、とスクウェアにツッコミ入れたい気分でした。

シリアスストーリーが好きな人には、かなりオススメ。
特別シリアス好きでなくても、おもしろく遊べます。


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