5月29日「火事場の馬鹿力」（続編） | リコのスロット日記＋α

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2005年06月20日

北斗がおみくじイベントの日曜日、
ようやくお休みになったＳちゃんと一緒にはりきって朝いちにやって来た。
リコの台はボチボチとイイカンジだったものの、
一方のＳちゃんの台が小役の落ちが極端に悪く、反応も悪い上、雰囲気さえも最悪。
これまでの経験からその台を「絶対６じゃねェ！」と見切ったＳちゃんは、
その台をやめ、朝から怪しいと踏んでいた右隣へと台移動を試みた。
ところがその直後、Ｓちゃんの捨てた台に座った人がポコポコとＢＢを引き始め、
挙句の果てにはクリキンを流し出し、あっという間にホッパーエラー！
そしてその台が大吉であるコトを知ってしまったリコとＳちゃんは激しいショックを受けるコトに。
そのコトをリコが直後おにいに告げに行ったコトを知ったＳちゃんは、
半年に一度見るか見ないかの大激怒！！
「俺がバカだったよ！」と繰り返し、帰ろうとするＳちゃんと、
それを必死で引き止めるものの、途中から一緒に怒り出し「リコも帰る！」と暴れ出したリコ。
結果…いつものように泣き出し、超ブサイクになったリコの顔を見て冷静さを取り戻したＳちゃんが、
「俺が悪かった…ゴメン！お前の台、大吉かわかるまで一緒に打つか！」
…と切り出し、駐車場でのバトルボーナスは約５分で終了した。
（一部、前編日記コメントより採用）（笑）

そうか、あの時Ｓちゃんはリコのブサイクになった泣き顔を見て冷静になったのか！
納得！！（オイ）
その後「リコ、お化粧直して来い」と言われ、車でお化粧を直した後再び戦場へと戻ったリコ。
お化粧を直している間Ｓちゃんがリコの台を回していた。
「直してきたに」
「オゥ…リコ、ほいじゃあがんばってこの台打ってろよ」
「エッ！Ｓちゃんどこ行っちゃうの！？」
「どっこも行かないでイイよ、イイ台ないか散策してくるで」
「いいよぅ、この台打ってれば！」
「ありがとな、だけん後ろに捨てた大吉があるモンでツライだよ」
Ｓちゃん…　｡･ﾟ･(ﾉД`)
ケンカは収まったとは言え、Ｓちゃんの顔から沈んだ表情は消えない。
ツライのも無理ないよ、Ｓちゃんが捨てた台は真後ろでドカドカと出玉を伸ばしてる。
Ｓちゃんはその場を離れ、少し小さくなった背中を向けたまま吉宗の島の方へと消えてしまった。
６を捨てた経験はリコだってある。
悔しさや自分への怒りみたいなものとか、どうしようもない気持ち…リコにもわかるよ。
今更になって、すぐにおにいに言いに行ったコトを後悔し始めた。
なんて声をかけてイイのかわからん。
もうこうなったら…このリコの台が大吉であるコトを祈るしかないかなぁ。
違うな、大吉でも大吉じゃなくても…もう出すしかナイね。
そうだよ、Ｓちゃんが手放した大吉分リコが出せばイイんだよ！！
ヽ(･∀･)/　＜そうしよう！
一体この状況でどこからそんな自信が沸いてくるのか全く持ってわからないのだが、
そう思った瞬間、何だかものすごいパワーに満ち溢れてきた。
そして500Ｇちょっとのハマリをようやく抜け出し、ＢＢ当選。
７を揃えようと右リールから押して、リコ…ビックリしたよ。
７揃わんよ、北斗だよ！
冗談抜き、大真面目に言っちゃうケド…
この北斗揃い、マジでリコ「神様から与えられたチャンス」だと思ったで。（爆）
揃ったその黒いヤツを見て、リコの体は熱くなった。
オーラは青だけど、そんなコトどうだってイイ。
目に浮かんだのは、まだ記憶に新しい…今日朝いちリコのいる島で40連していたオッサン。
朝いきなりＢＢ引いて40連だに！？
それ見て、リコだったら朝そんなん引いたらソッコー帰って、
いいとも増刊号でも見てゴロゴロするな！と思ったケド…
リコ、決めた！
この北斗…40連させるで！
後ろでまた、Ｓちゃんが捨てた大吉がＢＢを引いてる。
Ｓちゃんの悔しさを晴らすには、もうとことん出すしかナイ！
こうして、恐らく過去最大の自信（根拠ナシ）に満ち溢れたリコはレバーを叩いた。

リコの魂をかけた青オーラ北斗は、リコのひるむコトない思い通り継続して行く。
途中、他の人に話しかけられ、
いつもなら…言っときますけどＢＢ中は私語一切禁止してますから！（シャレ山より）のリコも、
全然気にせず、笑顔で応える。
だってこの北斗、40連超えるまで絶対終わらないモンで！
思い込みというのは本当に恐ろしい、
ラオウの攻撃だろうが、剛掌波を食らおうが…余裕のリコ。
途中Ｓちゃんが通りかかって、リコの台から流れるクリキンを聞いて、
ちょっとうれしそうに笑った後、慌ててどこかに消えてしまった。
せっかく連チャンしてるのに、話しかけて終わってしまったらイケナイと思ったんだと思うけど…
40連以上するモンで、心配しなくても大丈夫だに！　ヽ(･∀･)/
ちょうど12連を超えた頃だったか、ついにホッパーが空になった。
もしこれで大吉なら…少しでもＳちゃんが喜んでくれる！
もうＳちゃんを元気づけるコトしか頭になかったよ。（汗）
そして店員さんがやって来て、台のドアを開けた。
店員さんが開いたおみくじには、「大吉」の文字！
「Ｓちゃんッ、リコやめんで良かった！大吉だった！」
「マジで！？」
Ｓちゃんの笑顔を見て、ホッと心が和んだ。
「リコどうすればイイかわかっただよ」
「何が？」
「この台で２人分出せばイイだよ！そうすればＳちゃん元気になるに！」
危うく、今のＢＢが北斗だってコトと40連させるつもりだという極秘計画（爆）が口からポロッと出そうになったものの、
「そうかそうか、がんばって来い」とＳちゃんに背中を押され、踵を返した。

そして。
誰にも打ち明けなかった極秘計画をひとり胸にしまい、消化したこの青オーラ北斗…

目標達成

43連。（爆）
マジで！
マジで40連超えたよ！！　（ﾟﾛﾟ;）
思い込んでいたとは言え、自分が１番ビックリだよ！
目標40連の前説は結果論で何とでも言えるし、誰も信じてくれないかもしれないけど…
本気で40連させるつもりで消化してたのだよ！（笑）
まさに火事場の馬鹿力！
一撃６千枚近くを叩き出したリコに、誰よりもＳちゃんが…喜ぶというよりひっくり返ってたよ。
43連、リコの最高連チャン数更新だ。
イケる、この調子なら…２人分出せるかもしれない！！
43連中あまりに強い念を送り過ぎたリコはぐったりと疲れ、Ｓちゃんに交代した。
「よし、今度は俺に任せろ！」

が、しかし…
事態はイイ方向に向かい出したように見えたのは一瞬だけだった。
ラオウ昇天の後、リコと同じくケンシロウもぐったりなのか…ＢＢを引けども引けどもＫＯ負けばかり！（汗）
122Ｇで黄色単発、155Ｇで白単発、
447Ｇで青２連、440Ｇで黄色単発、343Ｇで黄色３連…
(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
すでに今日地雷を踏まれまくってるＳちゃんに、まさか「引きが弱いんじゃないの？」なんて言えるはずもなく、
「リコにも打たせて～」と交代すると…
リコに変わった瞬間、連チャンしない問題以前に…いきなり怒涛の1000Ｇハマリ超え。（爆）
あ、あのッ…43連させた時の鬼のような引きのリコどこー！？
1024ＧでやっとＢＢを引き何とか６連したものの、
今度はまた500Ｇハマって単発、260Ｇ回して２連…
この時総回転数5000ＧでＢＢ78回、もし43連がなければ…ＢＢ35回ってコトになる。（震）
「なんでこんな出ねーの？」
43連した時３杯あったカチ盛りはすでに２杯に減り、
Ｓちゃんの捨てた大吉にも抜かされてしまっている。
このままじゃまずい…と、腹ごしらえも兼ねて車の中で緊急会議。
どうしよう、２人分出す計画が…
それが夕方の６時半頃だったか、片方が待っている間ヒマすぎるってコトで、
台はＳちゃんに任せ、リコは家事をするため一旦帰宅するコトに。
何たってこれからはＳちゃんの時間、きっと救世主ぶりを発揮してくれるはず。
…そう信じて。

洗濯やお部屋の大掃除を終え、８時頃にリコはＳ店へと戻った。
気になる出玉は…ちょっとだけ増えてる！
「あれからも相変わらずで、おまけにハマったりもしたんだけどな…さっき何とか10連したよ。
　てか、落ち込むなよ！俺絶対出すで！」
43連した時の勢いが全く消えた台にどこかしょんぼり顔のリコをＳちゃんが励ます。
片方が元気がないと片方が必死で励ます…リコたちのお決まりだよ。
「わかった！ほいじゃあ、リコちと吉宗打ってくるで！」
「オ、オイッ…あんまり無駄遣いするなヨ！」
「大丈夫だって！」
実はお店に戻って来た時、吉宗で470Ｇヤメの台を見つけたのダ。
これがビックリ、打ち始めてソッコーで高確率演出に入り…520ＧでＢＩＧ！
ＢＩＧ後193Ｇスルーし即ヤメ。
そこで今度は知り合いに「サブちゃんで100Ｇヤメあるけどどうする？」と薦められ、ついサブへ…
相方待ってると、こうなっちゃうんだよね。（汗）
結局そのサブでは何も引けず180Ｇでやめたのだけれど、その隣の島から鬼浜のあのエンジン音が聞こえてきて…
思わず着席。（照）
コレ、結構オモシロイんだよね。(･∀･)ﾃﾍ
ブンブーン！
楽しくてついついブンブン打ってしまい（どないやねん）、
ようやくブッ込みモード突入！
四露死苦ぅ～！
…と、テンションが上がって来たところでなぜかＳちゃんから電話が。
バイクを走らすリュウジたちを放置し、慌ててＳちゃんの元へ！
「お前、今何やってるだ？」
「ん？今、ブッ込んでて忙しいだよ！」
強制的に連れ戻された。(･∀･)ｱﾁｬｰ

それでもヒマなリコ、今度は昔Ｓちゃんと打った羽モノの船ざんすへ。
「Ｓちゃんのタバコ代を稼ぐざんす！」
そうはりきって500円玉を握り締め、早速座って打ち始めると…
いつも全く入る気のしない穴へすっぽり玉が入って、大当たり！
ところが５ラウンドだったためちょっとしか出ず、ソッコーで飲まれ、
Ｓちゃんのタバコを１カートン交換して喜ばせる計画、失敗。
もう時間は９時半過ぎ、この時間ならもうＳちゃんの隣の空き台に座っててもイイかな？とＳちゃんの元へ行ってみると…
なんと、16連めのＢＢを消化中！　
この昇天するか否かの大事な時に話しかけるワケにもいかず、
通路の隅っこに立ち、巨人の星の明子姉さんのようにそっとＳちゃんを見守るコトに。
17連、18連、19連…もうすぐ昇天コース！
昇天コース入ったぁ～！
その後もずっとＳちゃんに気づかれないようにこっそり見ていたリコ。
そして、
なんと、この台にて本日最後となったそのＢＢ…

Ｓちゃんもしてやったり！

31連。（爆）
マジで！
ラオウの最期のセリフが流れた瞬間、Ｓちゃんの元へ駆け寄った。
「すごいじゃんッ、Ｓちゃん！！」
「おぉ、リコ！俺もラオウ昇天させてやったぞ！」
ヽ(･∀･)ヽ(･∀･)　＜今日１日に悔いなし！
↑ラオウと一緒に昇天ポーズ
こうして31連を終えたリコたちはすぐにコインを流した。
そしてその枚数は…なんと10319枚！

43連と31連だけの分

なんとなんと、初の北斗で万枚越え！
マジで悔いなしだよ！

ホントに火事場の馬鹿力ってのはこのコト？
無理やり出しちゃったよ。
終わってから考えてみたら、43連と31連がもし単発だったら…
8000Ｇ回してＢＢ頭23回のＢＢ71回だに、普通に負けてる！
換金所で受け取ったお金からお互いの投資を取り、残りの儲け分を半分コにしてＳちゃんに渡した。
「エ、なんで！？」
「だって今日は２人で出したんだよ！２人とも大吉打って５千枚ずつ出たと思おう！」
(＾∀＾)
この万枚は２人の力が合わせて出た万枚だモンね！当然だに！
大波乱の１日だったけど…
これにて一件落着！

★馬鹿力データはこちら！

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