ど田舎に棲む

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おとぼけ産婦人科医


4週間に1度の検診に出かけた。
その日当たったのは初めて診てもらう男の先生。4人いる産婦人科のお医者さんで、唯一の男性だ。

ワタシは別に先生の性別は気にしないタイプ。
19歳で初めて産婦人科にかかった時(卵巣膿腫だったのだ)男の先生だったし、もう3人目ともなれば恥もぶっとんでしまっているのだ。
ただ男の先生は手がでかいので、内診の時痛かったりするから嫌なだけである。
しかし一番痛かったのは、大ボケ兄を出産するときの看護婦さんの手。
この人体重150?くらいありそうで、その手もゴム手袋に水いれてふくらませたようにムッチムチだった。
アカンボの頭よりでかいってば。

また話が吹っ飛んでしまった。

いつもの通りお腹を測ってもらったのだが、ちょうどその時お腹が張っていたので27cmくらいしかなかった。
だけど先生ってばアカンボが育ってないと言って、気になるから超音波をすることにした。
ラッキー、今回4度目の超音波!
先生がいろいろいじくりながらアカンボのサイズを測る。
アメリカでは産婦人科医が超音波をすることはほとんどなく、大体の場合放射線科に送られて、技師さんにやってもらう。
なのでこの先生も経験少ないのバレバレなんだけど、なんだか一人で一生懸命頑張ってるので黙っておいた。
アカンボのサイズはやっぱり小さめ(測り方が悪いんだろうけど)。
で結局放射線科から技師さんを呼んで、やってもらうことになった。
2時間程待ってやっと来てくれたのはこないだやってくれたヒゲのおじさん、やっぱり手際がいい。
ちゃんと測ったら、約31週位の大きさだったので先生もほっとしていた。

この超音波の機械、入れたばっかりの3Dのやつだって言うんで、3Dのアカンボの写真撮れるのかなと思ったんだけど。
30週にもなると子宮の中きつきつで、羊水も少ないのでちゃんと見えないらしい。
残念。
だけどちゃんと女の子だった。
よかった、なにも生えてきてなかった。




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