PR
Calendar
New!
ちゃげきさん
New!
いわどん0193さん
New!
kumaru04さんFree Space
Comments
先週、読み終えた
普通はつらいよ
の お話し。
ひとつのお話しです… 私なりに短くしてみました。
江戸時代… 塩原多助 と いう人がいました。
多助がまだ幼かったある日のこと、お母さんが亡くなりました。
お父さんは新しいお母さん(継母)を迎えたのです。
多助は一生懸命に親孝行しましたが、それでも継母は多助をいじめるのです。
小さな家でしたが継母は自分の子どもに家を継がせたかったのです。
昔は長男が家を貰うけれど、多助には上げたくなかったのです。
継母は浪人を雇って、多助を切り殺そうとしました。
これ以上実家にいたら本当に殺されると思い多助は家を出ました。
江戸に出て来たものの、知り合いはいません。
途方に暮れて隅田川へ飛び込んで自殺しようとしました。
その時、炭屋の旦那に助けられます。
事情を知った旦那に 『うちで働きなよ』 と言われ、丁稚から働き始めます。
多助 は た~どん と 呼ばれました。
た~どんは本当によく働きました。
炭を切った時に出る切りカスが勿体ないと、
お米を練ったお粥みたいな糊を作って、それを丸めて固めました。
た~どんが作ったから炭団(たどん)と言われました。
一般の家庭で暖房用や加熱用として火鉢やこたつで日常的に利用されていたものです。
『これ、火種に使って下さい』 と言って、
た~どんは配達に行ってはこの炭団(たどん)をみんなに上げていました。
どうせ捨てるモノだから… と、そうやってプレゼントしていたのです。
その後、た~どんは独立して小さな店を構えました。
すると元来働き者だから、たちまち江戸で一番の炭問屋になりました。
江戸一番の炭問屋になった時、
た~どんが一番最初にやったことというのがすごい。
なんと、自分を切り殺そうとした継母に家を建てて上げたのです。
『俺の継母は、俺のこと切り殺そうとしたんだよ。そんな鬼みたいな親はいないよ』
と、言っていたら… 普通
です。
ずっと言ってる方も辛いけど、聞かされる方も辛い
。
た~どんは、 感謝に変えた
のです。
『あの親が鬼みたいな顔をして追い出してくれたから今の自分がある』
継母に家を建てて上げることぐらい大したことじゃないよね… と。
何かすると 直ぐに
『うちの親、本当に腹が立つ』 これが 世間の 普通 です。
友だち、ご近所さん、誰にに対しても言えることです。
普通の一歩上を行く生き方を心掛けましょう
心掛け… 気持の持ちよう、考え方次第で幸せはいっぱい転がっています。
ドラマ「らんまん」と岩手 2023.08.09 コメント(10)
はっぴぃと『猫の本棚』 2022.02.21 コメント(16)
アカウントまで売ってるの? 2018.09.14 コメント(16)