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2010年03月20日
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カテゴリ: 本当の振袖
着物の職人さんが減りつつあるのはご存じだと思います。
その中でもローケツの職人さんは特に減っています。
困った事です。

ローケツには大きく分けて二つの種類があります。

一つは「付立て蝋描き」と言い、熱く溶けた蝋を筆に付けて柄を筆の運筆で描き上げる手法。
筆の動きで蝋の厚さが変わり、防染力がそれによって変化します。
上から刷毛等で染めると防染力がグラデーションを自然に表現してくれるのです。

もう一つは蝋が油性である事を生かして横から染料が染み込まない様にする「堰出し」
ローケツを始める人が一番最初にやるものですが、一番腕の差が見える技法でもあります。

これは蝋を置いた場所の上からは染めない事が前提。
筆で丸を描けば、内側の部分だけ筆や刷毛で染めるやりかた。
外側に阿呆、馬鹿と描いても蝋を落とせば何も残りません。

そんなローケツの堰出し技法で染めたものがこれです。
振袖:ローケツ堰出し・薔薇
柄は薔薇を意匠化、モダンな柄にしました。
地色も浅葱色。
当工房でも珍しい地色です。

生地は照りのある緞子。
誰でも着られない人を選ぶ振袖です。





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最終更新日  2010年06月01日 11時48分02秒
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