本物の振袖

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2010年05月08日
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カテゴリ: 本当の振袖
手描き友禅でも、飾り付けに刺繍や金彩を施す事もよくあります。

その金彩でも小紋箔を使って柄を表現する事もあります。
それも我が工房では少なめです。

しかし、小紋箔ではありませんが、型を使う事は少なくありません。
それも疋田の型。
細かい絞りの目がつまった柄です。
本来は本当の疋田絞りを入れるべきなんですが、工程が複雑になって目玉の飛び出す程の高価なものになってしまいます。
疋田絞りの振袖は世間一般に良く見られますが、本来とても高価なもの。

大変な労力を元に作られた事を忘れてはなりません。

細かい本疋田の反物は一反十三メーターを絞るのに一年かかると言います。

そんな贅沢な疋田を手軽に使える様にしたのが摺で表現する「摺疋田」
型友禅が発明されて直ぐに使われ出した古くからある技法です。
その摺疋田をメインにして染められたのが今回ご紹介する振袖、疋田大菊。
御覧下さい。
煉瓦朱の地色。
振袖:疋田大菊1
疋田は色の出方がソフトなのでこれだけの大柄になっても柔らかな印象を与えてくれます。
摺疋田の柄の縁は白い部分を同じ色で素描で塗りつぶします。
これを「目消し」と言って摺疋田では、これがあるのと無いのでは天と地程の値打ちが違ってきます。
この振袖の菊の花びらはこの目消しで表現されています。


琥珀色の地色です。
振袖:疋田大菊2
大柄で迫力ある振袖になっています。
これはシリーズ化されて色違いや、椿や桜の柄違いも。





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最終更新日  2010年06月01日 12時11分26秒
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