そらまめじろう

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2003.11.16

犬３匹、猫２匹の中で

｢ちゃめ～｣、｢ちゃ～ちゃん｣などと声を掛ければ
家の中のどこにいても、何をしていても駆け寄って来る。
そしてちゃめが一番好きなのはわたし♪
なおさら可愛いんだなぁ。

ちゃめは赤ちゃんのときに拾ってきたコである。
バイト先で近くのお店の猫好きさんたちから
エサをもらっていた野良猫ママが産んだ４兄妹の中の１匹。

動けなくなっているの!!
お母さん猫も見捨てるしかないみたいなんだ。
私が飼うから助けてあげたいんだけど…｣と協力を求められた。
その子猫が倒れていたのは、ビルとビルの間の細い隙間だった。
そこに猫を飼っている友達と何とか入り込み、子猫を保護した。
そして、普段まちぞぉがお世話になっている
動物病院へ３人で行った。
｢飼う｣と言っていた知り合いは、｢家に帰ってから
家族に話さないといけないから
今日は連れて帰れないの…｣と言う。
まだまだ目が離せない状態の子猫は

次の日、彼女は｢ごめ～ん。どうしてもダメだって…
元にいた場所に戻したら、お母さん猫が面倒をみないかな？｣
なんて驚くべき発言をした。
｢…一度人間の手で保護したコを
お母さんが受け入れるかはわからない…

としか応えられなかった。
当時、わたしの住んでいたアパートは犬＆猫飼育禁止だったのに
まちぞぉを引き取っていたので、子猫を引き取ることは考えられなかった。
でも家に帰ってグッスリ寝ている子猫を見たときに考えは変わった。
小さな子猫を見て名前を考えた。
お茶目なコになるようにと"ちゃめ"と命名。
（今では名前の通りお茶目な猫に育ってくれた。）
ちゃめは元野良らしく　しばらくの間はわたしの顔を見ると
｢シャーシャー｣言って威嚇をしてきた。

ある日、家に帰りエサをあげようと
ちゃめを呼んでも姿が見えない。でも鳴き声はする。
（どこかの下に隠れてしまったのかな？…）と思い
しばらく様子をみることにした。
しかし、３時間経っても現れない。
でも確かに鳴き声はするのだ。
考えられる場所を探してもいない…
｢まさか…｣と思い、外に出てみると
アパートの１階の植え込みの中で鳴いていた。
どうやらわたしが家に入る瞬間に出てしまったらしい。
勢いで階段を下りたけど、怖くって植え込みに隠れたようだ。
この事件以来、とっても良いコになったちゃめでした。

他にも事件を起こしてくれたんだけど
そのお話はまた今度…

ワタシの椅子よ～