韓国の食卓



ひーにゃんもおとーにゃんと結婚するまでよく知りませんでした。
今もよく知ってるとはいえないと思いますが、だんだん慣れて来て最初の驚きや違いを認識しなくなる前に、レポートとして記しておこうと思います。

初めてひーにゃんがおとーにゃんのお宅で食事をした時のこと。
日本では勝手にキッチンを触り回すのは失礼になることもあるので、控えめにがルールでしょうが韓国では、違います。
積極的に台所にも入ってバンバン冷蔵庫あけてもいいのでお手伝いすることが大事。このことは何となく知っていたので、初日に泊まらせてもらったシテクでも、出来るだけお手伝いをしました。

その時のこと・・・

ひーにゃんは箸とスプーンを並べます。
もちろん何も考えずに茶碗に対して平行、つまり日本式に。
しかし、それは韓国では大間違い。
韓国では洋式のナイフやフォーク同様、縦に並べます。

義父が黙って縦に並び変えていたのを目撃したのでした。

この違い、日本の友人が我が家へ来てお手伝いしてくれた時も私と同じことをしていたので、疑問にも思わない日本人として体に染み付いてる習慣なんだと改めて感じて面白いもんだと思いました。

そして、一般家庭の食卓?で大きく日本と違うのは「常備菜」という習慣。
これは、おかずの種類を多く、少しづつ食べる韓国の文化から来ているものだと思われますが、キムチやナムルなどの副菜は一度にたくさん作っていつも何品かタッパに入って冷蔵庫に保存されています。そのせいか、「タッパ」が異常にスーパーで目に付きますし、景品にも頻繁にお目見えします。

なので、夕食時はメインを作って、あとは全て「常備菜」ということもありです。日本のように毎回全てのおかずを最初から作るわけではありません。

そのかわり、やはりおかずの種類は日本より多いですね。
我が家はメニューが混ぜこぜなので、少しだけ常備菜を用意してるぐらいです。

そしてこれは日本でも家庭によって色々だと思いますが、韓国では一切おかずは小分けされません。しかしそれがスープであっても魚であっても付けダレであっても自分用というものが存在しないのは日本とは大きく違うところではないでしょうか??魚もスープも付けダレも食卓の真ん中にデーンと置かれているだけです。
しかも、取り皿もありません。慣れると何てことはありませんが、最初は食べにくかったです。

我が家はひーにゃんが日本人主婦なので、スープぐらいは小分けで出ることもありますが、おとーにゃんと二人なら気にせず一緒に食べることの方が多いです。でも実は大勢の場合、何となくひーにゃんも苦手です。これは日本人にはそういう習慣がないので仕方ないよなと思います。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: