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2012/01/25
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カナダの生物学者デビッド・スズキさんの本、
”「いのちのなかにある地球」最終講義:持続可能な未来のために”を読みました。
科学者・大学教授として、人類の営み、文明と自然、生き物の関係を見てきた
スズキ氏の”最終講義”と銘打っただけある考えさせられる書物です。

経済を意味する”エコノミー”と環境保護の”エコロジー”、
どちらもエコという言葉で始まっています。

エコは、ギリシャ語の「オイコス:住まい、家」が語源だそうです。

現在、人類の住まいとは、
経済でも環境でも地球レベルの”住まい=エコ”になっているということは

どちらのみなさまも同感していただけると思います。

「エコノミーの元来の意味は、住む場所をどう管理・運営するかということです。
エコロジーは、生命の存続や繁栄を支える自然の法則を発見すること。
それよりも経済を優先するとすれば、
自分たち人間は自然の法則から自由であるといっているのと同じです。」
 「いのちのなかにある地球」最終講義:持続可能な未来のために
  デビッド・スズキ 辻信一訳 NHK出版より

人間は、数ある生命のなかで、

他の種類の生命と共存関係を断ち切り、

文明というシェルターのなかで、

限りある地球の資源をつかい、

無限の繁栄増殖が出来るという幻想に向かって突き進んでいます。

それはいかに異常なことか、この本は教えてくれます。

またアメリカの天文学者ハーロウ・シャプレーの研究が紹介されています。


空気の中の不活性ガス”アルゴン”を指標(目印)として計算すると、
一息の中にふくまれるアルゴンは3×10の19乗の原子があり(すごい数です)、
それを吐き出したとすると、数分で大気の中に混じり地球のすみずみに運ばれるそうです。

「シャプレーによれば、一年後には、地球のどこにいても、自分が一年前吐き出したアルゴン原子を一息ごとに一五個ほど吸い込むことになるのです!
また、私たちのひと息ひと息には、かってジャンヌダルクやキリストが吸っていたアルゴンも含まれています。六千五百万年まえ、恐竜が吸っていたものさえ。」
 同書より引用。

未来においても変質することのないアルゴンは、未来の生き物の中を出入りするそうです。


命・物質・文明・文化を見渡す能力を人間は持っています。

それだけが、経済繁栄の幻想から目覚め、自然破壊の道を変えていく一縷の望みなのです。



  おととい東京で久しぶりの積雪になりました。

  その雪にも、一週間前に亡くなった同居していた義父の

  原子が入っているのかと見ました。

  ガンで切りとり狭くなった肺の中に

  苦しそうな息で出入りしていた物質も混じっていることでしょう。












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最終更新日  2012/01/25 12:13:34 PM
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