Mar 14, 2006
カテゴリ： スロット
日記のネタは出来るが、小遣いができない日々だった。
颯君は、奥さんとドライブに出かけたかった。
奥さんは、普段、スロな颯君に呆れる日々だった。
突然、明日は、いっしょに（スロに）行く。と、言い出した。
「わたし万枚出したことないのぉ」
やや浮かれ口調だった。
もう、出た気でいた。
負けが確定した瞬間だった。
前日遅くまで、起きていたせいで、奥さんは、めづらしく寝坊していた。
颯君は黙ってスロに出かけた。
11時過ぎに、奥さんが店にきた。
良い台に座っていた颯君は、いつものごとく、単発に悩まされていた。
コインも髪の毛も減っていった。
颯君の台は設定5なはずだった。
前日に譲ってもらった台と同じような出方だった。
5回引いて、9BBだった。
平均2回を割っていた。
颯君は、この台に空手チョップをして台を2つに割ってやりたかった。
はまって600G過ぎで引いた。
1ぺこだった。
颯君は、17BB、7回の台を捨て、奥さんの隣に、逃げることにした。
出ない5より
颯君がやめた台は、いつものごとく、推定三千円。
おまけに、北斗揃いの赤オーラだった。
颯君は、ハゲそうだった。
颯君が、台を探していると高確率状態のサウザーステが落ちていた。
颯君は、百烈拳で２チェを引いた。
昨日２チェの百烈拳を引いて、するぅした嫌なことを思い出した。
颯君は前向きだった。
外れたら、ネタ。
出たら喜ぶ、そういうことだ。
と意味不明に、自分に言い聞かせた。
引いたが2ぺこだった。
微妙すぎて、悩んだ。
ハゲそうだった。
颯君は、旅に出たくなった。
奥さんに、出かけようと声をかけたが、コインが、出なかったので不機嫌だった。
颯君は、出ないのは、颯君のせいではなく、店のせいだとわかっていた。
ハゲそうだった。
颯君は、自分のしたいことを、ことごとく拒否され、いぢけた。
ブログに書いて憂さを晴らそうと思った。
颯君の頭も晴れそうな1日だった。
「おでこ」だと言いきることにした。
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