華麗の空~本を楽しく読むブログ

古代ローマ帝国




⇔⇔⇔   続・名言集を作ろう   ⇔⇔⇔

―― The Roman Empire ――





「明日は雨かなぁ…」


この言葉を聞いて、あなたは何を思いますか?

「マジで?」 と聞き返す人、
天気予報 を確認する人、
の用意をする人、
蛙の鳴き声を録音しに行く お酒の飲めない 人。

しかし―
彼らは今、 コンビ打ち をしているのだ。

コンビ打ちには、無駄な会話などナイ。
会話には、意味があるのだ。

「二の二天和(テンホー)の合図―!!」
坊や哲は心の中で叫んだ。
それは、出目徳からのイカサマの合図であった。
           (参考文献 阿佐田哲也「麻雀放浪記」@角川文庫)


「し、シブイ…」

技師(わざし)の話に影響を受けやすい筆者。
早速に徹夜麻雀の場で実践してみる。

筆 「明日は雨かなぁ…」
友A 「マジで?」
友B 「天気予報じゃ晴れだったけど?」
友C 「傘いるなー」
筆  「…ゲコ」


筆者、敗北。

以心 伝心、 嗚呼 その困難さよ。

十分な前フリが無かったのが原因なのか。

いやいやどうして。

つまりは、 共通認識の欠如。

もっと言えば、 ユーモア溢れる 共通認識の欠如。

崇高に言えば、 地域コミュニティの崩壊。

ある意味、学級崩壊。




さて、世の中には名言が存在する。

「少年よ、大志を抱け」

日本人でこの言葉を知らない人は、まずいないであろう。

誰だって、あ、 クラーク博士 の言葉だな、と反応する。

アーサー・C・クラーク と勘違いしている人も、いる しれない。

スピー・クラーク、 と思う人はさすがにいないだろう。

いたら一度じっくりトークをしてみたいが。


余談はさて置き、

この言葉は多くの人の共通認識下にある。

そう断言していい。

つまりは、名言。それゆえに、名言。

真面目な、含蓄ある名言は数多く存在する。
しかし、それらの殆どは 人々に笑いをもたらしてはくれない。
そもそも名言は、人に 感銘を与えるために 使われるのだ。笑いの為ではない。

多くの人にとって、笑いは副次的な存在でしかない。

しかし、 笑い がメインであったって良いじゃないか。
笑える共通認識があったって良いじゃないか!
「笑いを取るための名言集」 があったって良いじゃないか!!

そう考え、 「なんちゃって名言集」 を作ることにした。

前回は、 「愛」 をテーマに扱った。

まずは、一つ。

名言 を完成させる。

その道のりは、正直長い。

けれども進まなければ、笑いは起きないのだ。

古代ローマ帝国 の例を見ようじゃないか!

繁栄は、ある日突然訪れたりはしない。

地道さ―
これが成功への、唯一の近道。


さあ、「なんちゃって名言集」を作ろう。

我々は、トーク界の古代ローマ帝国となるのだ―




○今日のまとめ○


「ラーマは一日にして無くならず」


             ―モニター主婦(28歳)









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