ご当地グルメショッピングモール

明石焼き（兵庫）

　週末を利用して明石まで足をのばして明石焼きの食べ比べをしてきました。

　いくつか行きたい明石焼きのお店があったのですが、食べれたのは松竹（しょうちく）、ふなまち、きむらやの３店舗でした。

　まぁ、明石焼きの有名どころは押さえたと自負しております。

　まずは一店目、松竹（しょうちく）についてですが、この店の明石焼きが３店の中で一番大阪のたこ焼きに近かったと思います。

　大阪で有名な天王寺にあるたこ焼き屋、やまちゃんの味を思い出しました。

　生地自体の味付けが他の店舗に比べてかなりしっかりしていました。

　なので、ダシをつけずにそのまま食べてもしっかりおいしかったです。

　ダシをつけて食べてもおいしかったですが、大阪人のぼうやにとってはいまいちダシとこの明石焼きとの相乗効果みたいなものは感じられませんでした。

　ダシをそのまま飲んでみると結構味が濃くてそれはそれでおいしかったのですが、なぜだか明石焼きと一緒に食べると、ダシの味がわからなくなってしまうばななぼうやなのでした。

　中に入ってるタコの味はこの松竹が一番おいしかったです。

明石焼き松竹

　２店舗目はふなまちという明石焼きのお店に行きました。

　なんだかすごく小さいお店で、駅からも離れていたので見つけるのに苦労しました。

　ふなまちの明石焼きは洋菓子のような明石焼きでした。

　特筆すべきは生地の食感でしょう。

　ものすごいふわふわでした。

　ホイップクリームでも混ぜてるんじゃないかと思うほどのふわふわ感です。

　そしてたまごとは思えないほどの甘味。

　明石ナンバーワンと言われているだけのことはあります。

　２０個５００円という安さにも驚きました。

　ダシはそのまま飲んでみると一店舗めの松竹とはあきらかに味が違いましたが、悲しいことに明石焼きをそのダシにつけて食べるとダシの味がよくわからなくなるぼうやなのでした。

　松竹のダシはかつおか何かがベースになっていると思うのですが、ふなまちのダシは何からとっているのか不明です。

　今まで出会ったことのない味でした。

ふなまち店舗

　３店舗目はきむらやという明石焼きのお店に行きました。

　ここの明石焼きがもっとも卵焼きに近かったと思います。

　ここの明石焼きは唯一ダシとの相乗効果が感じられる明石焼きでした。

　今までの２店舗はぼうやにとってはダシにつけて食べるよりそのまま食べた方がおいしいと思うのですが、このきむらやさんの明石焼きはダシにつけて食べた方が数倍おいしかったです。

　しかも、ダシにつけることによりふわふわ感がも増していました。

　あと、きむらやさんには他店舗には無いタコのおでんというのがありました。

　このタコのおでん、一本５００円するのですが、味がしっかり染み込んでいるくせにやわらかく、タコのうまみがしっかり活かせれているまさに絶品のタコ足おでんでした。

　あまりに旨かったのでぼうやは２本食べてしまいました。

明石焼ききむらや

　余談ですが、３店舗すべてにおいて言えることなのですが、明石焼きはダシをつけて食べるものだと思うのですが、どのお店も一応ソースもおいていました。

　しかしながら、大阪のたこ焼き屋のそれとは違い、どのお店もソースには力を入れていないようでした。

　まぁ、明石焼きにソースをつけること自体邪道といえば邪道なので仕方がないのですが・・・。

　昔駄菓子でおせんべいにソースをぬって食べるのがありましたが、そのソースの味に近かったです。（笑）

　とにかくソースの味と明石焼き自体の味がなじまず一体感の無い感じになるので、あまりお勧めできません。

　どのお店も甲乙つけがたいのですが、ぼうやがあえて順位をつけるとするならば、

　ふなまち　→　きむらや　→　松竹（しょうちく）　　　の順でしょうか。

　ふなまちが明石焼きの味としては群を抜いていたように思います。

　きむらやは明石焼きだけなら松竹と甲乙つけがたいのですが、タコ足のおでんとの総合点で考えると松竹より上にきます。

　かといって松竹の明石焼きはダメなのかというとそうではありません。

　大阪でナンバーワンとも言われるやまちゃんのたこ焼きと比べても遜色の無いレベルの代物なのでやはりぼうやが行った３店舗は本当にレベルが高かったのだと思います。

　松竹
　明石市大明石町１－５－９　錦江会館
　０７８－９１２－００９１

　ふなまち　（HP)
　明石市材木町５－１２
　０７８－９１２－３５０８

　きむらや　（HP)
　明石市鍛冶屋町５－２３
　０７８－９１１－８３２０