おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

2009年01月19日
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カテゴリ: 米国経済



ニューズや雑誌には、専門家と言われる人が「アメリカは日本のようには、ならない」とのコメント出している。
いつも気になるのだが、この手もコメントが出る時は、必ず、
「アメリカは日本より優れているのだから、優秀なアメリカの政治家や官僚が無能な日本の政治家や官僚と同じ間違いをするはずがない。」
と言う根拠のない過信が見て取れる。
本当に、アメリカが日本より優秀ならば、日本のバブル崩壊とそっくりな今回の金融危機は起こらなかったはずである。
日本が、バブル崩壊を乗越えるのに10年以上の歳月を費やしたのは周知の事実、当然、聡明なアメリカの当局者はバブル発生を警戒しただろうし、避ける対策もしたはずである。
しかし、アメリカの政治家も官僚も、バブル発生を阻止できなかったし、日本と同様に破裂させてしまった。これは、アメリカの当局者も日本の当局者と同等の政策能力しかもっていなことの証明にほかならない。

ならば、次期オバマ政権の経済政策は、決してうまくいくはずはなく、今後は、アメリカ経済は日本と同じ道をたどるはずである。

アメリカ経済は、ドル安、デフレ、株安がだらだら続き、景気回復のきっかけは、日本と同様に外需頼みにならざるを得ない。
国際競争力のあるアメリカ製製品、兵器の需要が盛り上がるまではアメリカ経済は回復しないと思われる。
大規模な国際紛争または緊張が起きれば、ビック3のようなアメリカ企業群の経営再建も問題なく叶うだろうし、少なくとも、代替エネルギーや環境技術の開発競争をしなくてもよいのだからこの方が確実に経営再建できる。
貧乏な国々では、アメリカ製兵器が買えないので、しこたま貿易黒字を貯めこんでいる東アジアか東南アジアまたは、それに連なる南アジアあたりで国際紛争が起きそうである。

とりあえず、オバマ大統領の内需刺激策が手詰まりになる10月以降を乞うご期待!!






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最終更新日  2009年01月19日 23時50分28秒
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