現状は預金を集めるよりはるかに増資の方が資金調達コストが高く、それに見合う融資先のない。こんな増資を続ければ、パンクしかねない。当面、公債投資で資金を塩漬けにするにしても収益の悪化はさけられない。個人的には無理な増資をして割に合わない公債投資を続けるより
、年利で1.5%にしかならない公債投資を大幅に切り詰め縮小均衡を進めたほうが良いのではと見ている。
民間部門の資金需要は非常に弱く、銀行融資額が増える状況にない。調達した資金を投資銀行業務に使うなら、
先の金融危機の繰り返しであまりに意味がない。銀行の公器としての役目は民間部門の資金需要に応え信用を創出することである。投資銀行業務で利ざやを稼ぐことでも手数料を得ることでもないはずだ。信用を創出することが困難であれば、増資は控えるべきだと思う。
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