おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

2010年01月21日
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カテゴリ: 米国経済(住宅)
 先月の反動減と天候不順の影響で予想外の減少。前月比4.0%減の年率55万7000戸。許可件数は10.9%増の65万3000戸の急増。初回住宅購入者向け税額控除措置(控除額8000ドル)が4月まで継続することから、米住宅市場は当面回復基調を維持すると考えている。但し、差し押さえ物件は依然高水準であり、資産価値割れのローン額は・・・。住宅バブルで供給された在庫が重い。
12月米住宅着工件数は予想外に減少、許可件数は急増
 住宅着工件数をグラフ化すると下図のようになる。
20100121_米住宅着工件数.jpg
 住宅着工件数は減少基調、直近は減少。対前年同月比は上昇基調、直近2ヵ月は上昇。住宅着工件数が減少基調なのは季節要因が大きく、実質は回復基調を継続していると考えている。住宅価格推移と差押え物件推移を考えるとちょっと雲行きが怪しいが、初回住宅購入者向け税額控除措置が継続する中、住宅市場が縮小するとは思えない。

住宅着工件数の詳細 からは南部以外はすべて減少、特に東北部の減少幅が大きい。天候不順の影響。形態では戸建、集合共に減少し、特に集合住宅の減少幅が大きい。集合住宅はもともと変動幅が大きく異常値とは考えられない。

 住宅着工件数減少は許可件数増加で行って来いでプラス、マイナス0。4月までは初回住宅購入者向け税額控除措置が継続されることから米住宅市場は底堅く緩やかに拡大すると考えられる。リーマンショック前には当面戻らないだろうが、100万件位までは今年中に戻しそうである。







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最終更新日  2010年01月21日 17時44分52秒
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