おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

2010年07月16日
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 また、普天間基地移設の日米交渉期限がやってくる。首相が辞任しようがなにも問題は解決しない。

 管首相は、鳩山政権の積み残し問題に何ら具体的な解決策を示さず、争点にもしないで参院選を行ってしまった。選挙戦略としては正しいのだろうが、このつけは、必ず、払わされることになるだろう。はてさて、管政権は持つのでしょうか。
 日米協議でどんな結果が出ても、政府が沖縄に負担を強制する正統性にはならない。特別立法でもして、強制執行しなければ、普天間基地移設は不可能である。

 管氏が普天間基地移設を参院選の争点にしていればこんなことにはならなかったのに・・・・『首相の座に目が眩み』、もったいないことをしたものである。

20100715_中国軍事費推移[防衛白書].png
(出典:2009防衛白書)
20100715_中国軍戦力[防衛白書].png
(出典:2009防衛白書)
 米国は、普天間基地移設問題の結論先送りを受け入れない方針。中国軍事力の拡大速度があまりにも速く、米国は余裕を失っている。管政権が米国に要望している規模縮小や滑走路削減案は、米国に受け入れられないだろう。
 極東から中東に至るアジア全域の軍事物資輸送拠点、沖縄の基地の相対的な戦力低下は、世界に於ける米国の軍事プレゼンス低下に直結してしまう。
 沖縄駐留米軍の軍事力は、強化されることはあっても縮小されることは当面有り得ない。
 しかし、将来的に、南西諸島海域の制海権を中国に譲らざるを得ないのではと、個人的には危惧している。米国の軍事プレゼンスは縮小傾向。これを埋め合わせ、中国軍拡に対抗できるだけの資金・労働力を日本は持っていない。自主防衛では、如何ともし難い。
 管政権に明るい見通しは期待できない。短命政権で終わる気がしてならない。







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最終更新日  2010年07月22日 09時24分50秒
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