おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

2010年08月02日
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カテゴリ: 国内経済
 埼玉県の防災ヘリコプターが墜落した二重遭難事故の現場取材で、日本テレビ報道局記者、北優路さん(30)と同局カメラマン、川上順さん(43)の2人が1日、遺体で発見されたらしい。痛まし事故である。
 亡くなった記者の方に本格的な登山経験はなく、同カメラマンは山岳取材のエキスパートと言う組み合わせ。当然、取材チームのリーダはカメラマン氏?・・・・どうだったんだろ。報道からはよくわからない。


 マスコミ報道を見て感じることは、担当者間で十分な情報交換が行われた様子が見えないこと。二人はカメラマン氏の用意した装備品しか持たずに再入山している。記者氏の装備品はまるで役立たずであった可能性が高い。取材準備段階で、十分な情報交換がなされていれば装備品に大きな差はありえず、記者氏の装備品をおいて入山するなんてことは起きない。

 山岳ガイドが装備不備を指摘していること。また、両氏が、山岳ガイドの取材中止勧告を無視して再入山していることを考え合わせると、両氏には、時間が与えられていなかたと見受けられる。現地の下調べを行う十分な時間もなければ出直す時間もないと言ったところだろう。少なくとも、カメラマン氏は山岳取材のエキスパート、県警から険しい山岳地帯であることを理由に現場取材を極力控えるよう要請が出ている場所に、Tシャツにジャージで出かけるとは思えないのだが・・・・本当は伝えていなかったのではなんて思ったりもする。

 人の生死にも関わるような情報ですら共有することが出来ない縦割り組織の匂いを感じずにはいられない。
 管理する側の人間は、現場の人間が勝手な行動をすること一番嫌う。では、どうやって勝手な行動を抑制するかと言えば、情報制限である。現場担当者間で情報交換を制限してやれば、情報が統合でず
、予定外のことが起きれば、上に連絡し、指示を仰ぐようになる。管理上は、実に都合がいい。しかい、弊害は、安全情報のような共有しなければいけない情報まで交換されなくなり事故率が上がってしまうこと。それでも、管理する側にとって情報を制限する手法は魅力的。硬直した縦割り組織では勢い蔓延することになる。

 リュックが流されいることから遭難時、リュックは背負われていなかったのかもしれない。登山用リュックは胴にしっかり固定することが出来る。そう簡単に外れることはない。また、カメラ機材が見つかっていないことを考えると遭難時にカメラ機材を捨てた可能性が高い。両人とも水死していることから、どちらか一方が低体温症で動けなくなり、動ける方が重い機材を捨てて、山を下ろそうとしたが途中で足を滑らせて・・・なんて思ったりもする。

 報道記事を読むと、報道機関に官僚機構と似た硬直した組織の匂いを感じてしまう。報道機関て言うのは、管理主義的縦割り組織なのではと感じさせる記事である。








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最終更新日  2010年08月03日 02時11分44秒
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