この春の伊勢丹のテーマは「ネイブ・ロマンティック」。
女性の優しさを打ち出しています。おそらくメインカラーはピンクベージュ。メインアイテムはブラウスでしょうか・・・。
失われつつある百貨店らしさを維持し、商品展開が難しい2月に販売計画に基づいたVMDを、全館統一で実施していることに敬意を表します。
2月上旬でプロパー70％、セール30％の展開比率にすることもも勇気がいります

周辺の京王は相変わらず本売場を半分壊してセール会場に

大手アパレルブランドも「再値下げ」をつけて同調せざる負えません。
セールの販売員は強者ばかり・・・。つかまった人は可哀想な感じです。
百貨店の顔である1階中央でも1,000円の雑貨セール。正面玄関のメインVPはバレンタイン会場に

チョットは伊勢丹を見て来いという感じです。

つまり伊勢丹が普通にやっている全館統一のVMD計画がなく、客に対する訴求が弱いという事です。

人員削減で各部門の人手が足りなくなり、アパレル任せというのは表裏一体で、季節の変わり目にその実力の差がはっきり出ますね

今後も百貨店は2つの方向に分かれて行くでしょう・・・。

伊勢丹のように手厚い態勢でいくのか、極限まで人を減らしアパレル任せで行くのか・・・。

選ぶお客様も人、接客販売するのも人、物づくりするのも人、

正解は無いでしょうが、伊勢丹のように模索し続けていない店舗が脱落するでしょう。

それだけは間違いありません

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