すがまるの小屋

｢こころのなかのわたしとわたし｣

｢こころのなかのわたしとわたし｣

こころが　自問自答してる

ねぇ　そんなに苦しいなら　いっそのこと

忘れた方がいいんじゃないか？

忘れる努力をした方が

時と共にさ

忘れちゃいなよ

　そんな努力してなんになる？

　忘れられっこないじゃないか

　忘れたくなんかないに決まってるじゃないか

　覚えていたって　いいじゃないか

でも　苦しいよ　ずっと苦しいままだよ

嫌いになれないのなら　忘れた方がいいよ

これ以上苦しむことないよ

　苦しくたって　覚えていたい

　傷が癒えなければ　ずっと　覚えていられる

　忘れられてしまうのは　どんなにか　どんなにか
　つらいことだよ

　だからって　覚えていて欲しいなんて　
　言えるわけないだろ

　だから　忘れたくないんだ　私だけは

　あなたを好きだったこと

　これからもずっと　好きでいること

　忘れたりなんかするもんか

いつまで苦しむのさ

失くした恋にとらわれて　身動きできないじゃないか

時は必ず　味方をしてくれるよ

きっと　あの人を忘れられるよ

　私はいま　本当にひとりぼっちになってしまった

　私にはもう　誰もいないんだ

　この恐ろしい程の孤独の中で　生きていけるとしたら

　あなたを想うことしかない

　あなたを愛することしか

前を向いて歩けないの？

顔を上げてみんなを見れないの？

振り返ってばかりでどうやって幸せになれる？

あんなに冷たい人だったじゃない

どうして　あきらめられないの？

　幸せになりたいから好きになったんじゃない

　この人とだったら　って思って選んだんじゃない

　ただ　恋に落ちてしまっただけ

　そしていまだ　這い上がれずにいるだけ

　無理に忘れようとしてこそ　なんになる？

　時が味方をしてくれるのは　わかってる

　いつか　笑顔で歩き出せるだろうってことも

　でもいまは

　あなたを想って埋もれているなら　それもいい

　一日の半分　泣いて暮らしても

　想わずにごまかしたって　楽じゃない

　怒りと裏切りに打ちのめされても

　それでも憎んだり出来るはずもない

　だって　あんなに好きだったんだよ

　こんなに好きなんだよ

バカだね　愚かだね

嫌われて　冷たくされて

そんな男のために苦しんで

誰が見ても　ほんとにバカだよ

　そうだね　バカだね

　嫌われても　好きだなんて

　無視されても　まだあきらめられないなんて

　伝えられなくて　誤解されて　
　こころが引き裂かれそうだった

　たったひとりで　何時間も泣いた

　死にたいと思ったし　死んでしまえばいいとも思った

　間違いだらけの私　間違いだらけの恋

　たくさんの嘘　いっぱいの涙

　でもね　なんにもないよりマシ

　今は空っぽ　なんにもない

　こころのすべてに逆らわず　ただ生きてる

　目を開けてても　何も見てない

　苦しんで　泣いて　悲しいくらい一人で

　気の済むまで

　明けない夜なんかないこと　それだけは　信じて

　もっと　もっと　強くなれると　そう信じて

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