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今地球上には60億を超える人が生活をしている。
この瞬間瞬間に人が死に,人が生まれ。
全く同じもののない,その生活の多様さに,その複雑な様相に、たじろぐ。
私たちは,あまりにも「わたし自身」であるために、その多様さに目を背け,自分自身の問題に没頭する。
完全に,自分自身とそれ以外が,全く別物のように。
でも、私はかの国のテロリストと無関係なのだろうか?
残酷な殺人者と,別の種類の人類なのだろうか?
人々を押さえつける,あの国の独裁者は、別の次元の存在なのだろうか?
わたしの中に時折現れる,テロリストの顔、殺人者の心、独裁者の精神。
怒り、悲しみ、後悔、恐れ,不安。
この地球上に存在するこの人類の様々な現実は、人という一つの現実の,多様な表現にすぎないのではないか。
わたしは、あなたであり、そして彼らであり。
一つの傾向を持って生まれた生命の,それぞれの環境、時代における,その時点での一つの可能性の表現ではないか。
その可能性の全方向性を感じることができ
そしてその可能性を信じることができたとき
その与えられた条件の中での限られた選択肢に見えていたものが、無限の選択肢に変化するのを感じることでしょう。
そしてさらに、無限の選択肢の前でたたずんでいるうちに,
本当の自分に気づいたときに、その無限の選択肢の中で、自然な感覚として感じられる何らかのシグナルがやってくるでしょう。
安心の道や安定した道を発見することではなく,その時々の変化を自由に切り抜けることができる、自分自身の多様性、柔軟性の発見
誰から教えられたものでもない、誰も教えることのできない,この自分の感覚と自覚を携えて、この世界で起こる物事を,見つめることができれば、又違った世界が見えてくるのでしょう。
そして,こんなことを感じている,現在の自分が、日本という国の中での,限られた1つの現実にすぎないことを,忘れないこと。
わたくし自身も、その多様性の中の一つの表現にしかすぎないのだから。
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ホームページの写真ブログは こちらから「わたくし」というもの 2009.03.29
現代医療の中へーブーメランのように 2008.05.27 コメント(11)
確かなもの 2008.05.22