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2005年08月07日
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 昨日は、龍王峡でかき氷を食べた後、国道121号線を北上し、川治温泉、五十里湖を経由し、上三依水生植物園に行った。日差しによってヒグラシが鳴いたり、ミンミンゼミが鳴いたりと多分25~28度辺りの温度を上下していたのだが、さすがに街中よりは涼しかった。季節的にギボウシ、女郎花、スイレン、コウホネが咲いていて水面に花開く白いスイレンは見た目も涼しそうだった。
 ところで、夏休み中なのでこちらにも親子連れは来ていた。ここで見たのは丸山弁護士似のお父さんと小学2~3年ぐらいの息子さんであった。虫取り網と虫かごを持って、かくもオニヤンマと格闘中だった。勿論、虫と格闘中なのはお父さんのほうである。息子さんの方は虫かごの中の大きなオニヤンマを自慢げにかざして何やら自分たちに語りかけている。その間中も、お父さんは額に汗して網を構えてトンボが羽を休めるのを待ち構えている。「お父さんは大変だなぁ」と心の中で同情しながら、その場を離れた。
 何枚かデジカメの写真を撮って汗もかいたので、夫婦でベンチで休んでいると、先ほどの親子がやってきたのでお喋りになった。息子さんは大変な虫好きで、見かける虫の名前を即座に言い当てるほど虫の種類を知っていた。そのことを「へぇ。すごいんだねぇ」などと誉めると照れくさそうにしていた。将来は虫の研究で大学の先生になりたいんだそうである。話しの間中も、「この前、…でギンヤンマみたんだよ」とか、とにかく熱っぽい喋りが印象的だった。大変なのはお父さん。息子にせがまれてだろうが、虫取りに付き合わされて朝が早かったり、炎天下でじっと網を構えたりとさぞかしお疲れだろう。「勉強も虫と同じくらい覚えてくれたらねぇ。」とはお父さんの弁だった。
 何かに熱中する時代が、人それぞれ何度か人生の中にあると思うが、そんな時代があるのは素敵だと思う。正にその真っ最中のその子は、幸せだなと思った。そういえば、植物園の入り口に「七滝」という滝があり、そのそばまで寄って行けるのだが、水の冷たさも然ることながら、滝を下る風が涼しくて暫し佇んでしまった。正に天然のクーラーであった。これもこれで幸せである。





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最終更新日  2005年08月07日 22時36分40秒
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