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2006.12.04
カテゴリ： もーーちのつぶやき
前回の日記 の続きです。
徹夜明けの仕事は、なんとかハイテンションで乗り切れるのだが、
その次の日は、ほとんど寝たきりの生活となる・・・・・・＿|￣|○ｶﾞｸ
フリーランスの仕事をしているので、休みは自由に取れる。
働かなければ報酬もないので、収入の格差は激しい。
イルミネーションを見て、落ち込んで帰った翌朝５時頃、
鮮明な夢を見て、目が覚めた。
夢と現実の狭間で、夢の中の相手を探した。
それは、高校２年の時、予備校の冬期講習で出会った Tくんだった。
出会った瞬間に「この人に決めた！」と思った。
その後、Tくんとは11年間付き合い、婚約を解消して別れた。
ものすごく辛い別れだった。
「どうして夢に出てきたんだろう・・・何かあったのだろうか。」
ベッドの中で、Tくんに思いを馳せながら、再び眠りに落ちていった。
部屋の電話のベルの音で目が覚めた時は、１０時を過ぎていた。
身体が重く感じ、おっくうでベッドから抜出せない。
留守番電話の応答の後、メッセージはなく電話は切れた。
何とか起きたが、めずらしく頭が痛く、気分は落ちたままだった。
遠距離の彼から電話がかかってきた。
10時の電話も、彼からのものだった。
私は落ち込んだ気持ちのまま、
ひとりぼっちだと感じること、時々、死んでしまいたいと思うことなど
「もーーちがネガティブなことを言うなんて、めずらしいねえ」と彼が言った。
私「私だって落ち込むこともあるのよ。」
彼「いつも僕の仕事の愚痴を聞いて、励ましてくれているよね。」
私「・・・・・・・・」
彼「本当にひとりぼっちだと思っているの？」
私「うん」
彼「僕もそう感じる時があるよ。落ち込んでいる時にね。」
私「・・・・・・・・」
これ以上、話していたくなかった。
昨夜は『会いたい』と思ったのに、落ち込みからなのか、
彼をしめだしたかった。
彼は用事があって電話をしたはずなのに、何も言わずに電話は終わった。
私は、自分から心を閉ざしておきながら、彼に距離を感じていた。
そのことで、ますます落ち込んでいった。
翌朝（土曜日）、再び彼から電話がかかってきた。
「来週の火曜日に州境近くで仕事があるので、日曜日から車で出張することになった。」
彼はカナダの西海岸・バンクーバーに住んでいる。
お隣のアルバータ州近くまでドライブすると言うのだ。
距離は700kmくらい（？）普通に走っても１２時間はかかる。
この季節、カナディアンロッキーの山越えは、
プロフェッショナルのドライバーでも、雪道は緊張すると聞いたことがある。
バンクーバーは冬でもめったに雪は降らず、東京の冬と同じような寒さ。
彼が雪道運転に慣れているとは思えない。
一瞬にして不安になった。
私「航空券を探して日曜日の朝までには、そちらに行くわ。」
彼「仕事はどうするの？」
私「仕事よりも、あなたが心配。ひとりの運転は危険だわ！一緒に行きたい。」
彼「明日の飛行機のチケットだよ。高いし大変だよ。」
私「大丈夫！」
( 翌日の航空券を予約して、ロサンゼルスに行ったこと を、彼は知らない。)
彼「気持ちは嬉しいよ。でも、万が一のことがあったら、仕事中で保障はできないから。」
私「でも・・・・・」
彼「もーーちは、ひとりぼっちじゃないよ。僕がついているよ。」
私「 ・・・・え？・・・・・・・・・わかった・・・・ 」
電話を切ってから、しばらくボーッとしていた。
心がじわじわと温かくなってきた。
ハッと我に返って、航空会社に電話をした。
思っていた通り、シアトル経由の航空券が数席あった。
翌日の航空券なので、保留することはできず、すぐに彼に電話を入れた。
私「日曜日の朝９時半に到着する便があった!」
彼「明日、土曜日は、バンクーバーも雪が降るらしい。」
私「え～～～～ 一緒に行っちゃダメ？」
彼「12月になってから来たら？」
（注：日本時間 土曜日の昼過ぎ バンクーバーは金曜夜 17時間の時差）
バンクーバーへ行くことは諦めた。
バンクーバーは寒波の影響で、土曜日から雪が降り始め、かなり雪が積もった。
日曜日のバンクーバー国際空港は、欠航や遅延便が続出したそうだ。
彼の言う通り、行かなくて良かった。
彼の出張中は、ひたすら祈り続けた。
雪道ドライブは大変だったらしいが、４日間で無事に帰ってきた。
たぶん、クリスマス前に行くことになると思う。
前日の日記に、心温まるコメントやメールをありがとうございました。
拙い文章ですが、勇気を持って書いて良かったと思います。
これから、カナダの彼との出会いや、私の人生で起きた強烈な出来事など
暇をみて、ゆっくり書いていこうかな～と考えています。
本当は、どん引きされちゃうのではないかと、書くのは怖いのですが・・・
そうそう‥‥‥‥先程、Tくんから電話がありました。ビックリです！
久しぶりに声を聞きました。
仕事で2週間くらい、都内に滞在するそうです。
もしも会うことになれば・・・12-3年振りになるのかな？
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