蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

「ポラリス的『冬のソナタ』バイブル」

書籍名:ポラリス的『冬のソナタ』バイブル
著者名:深海さなえ&チュンチョン純愛研究会
出版社:ナツメ社

感想:「冬ソナ」関連本は、いろいろ出ている。
先日本屋で何冊かパラパラ立ち読みしたが、この本はその中でもかなり面白い方だと思う。

内容は、
☆第1章『冬ソナ』ペ・ヨンジュン図鑑
この章で、チュンサン&ミニョンを演じたペ・ヨンジュン氏を紹介。
誕生日から出身校、今までの出演作品などが書いてある。
また、“ヨン様”の魅力を分析し、人気の秘密を探っている。
この章を読めば、“ヨン様”通になることうけあい。

☆第2章『冬ソナ』登場人物プロファイル
ここから、著者の本領発揮。
とにかくグイグイ読ませる。
登場人物の生年月日、身体特徴、家族構成、経歴、趣味特技、愛用品、口癖、弱点、性格分析などを記載。
ちまちまと読んでいると、思わず吹き出してしまう。
例えば、チュンサンの口癖は「・・・・・」(これって口癖?)
同じく彼の弱点は「記憶がない」、一方ミニョンの弱点は「記憶が偽物」(笑)
サンヒョクの趣味特技は「公共の電波を私物化すること」

☆第3章『冬ソナ』キャラクター徹底解剖
ここでカン・ジュンサンVSイ・ミニョン徹底比較をしているのだが、チュンサンファンの私としては、とても興味があるところ。

☆第4章さらにディープに『冬ソナ』世界
「サンヒョクとミニョン、玉の輿ならどっちがお得?」
「ユジンVSチェリン、本物の悪女はどっち?」
「全登場人物、不幸度チェック」など、「冬ソナ」ファンならば、気になる話が一杯。
特に不幸度チェックが面白い。(というのは不謹慎だのだが)
チョン・ユジンの場合、不幸が起こった結果彼女は全20話の中で「失神1回、入院1回、ビンタ1回」となっている。
これなどは、まだいいほう。
ひどいのはチュンサン(ミニョン)なのだ。
彼の場合は「失神2回、交通事故2回、水難事故1回、入院3回、ビンタ2回、パンチ1回」をくらっている。
著者は「これだけ災難続きだと、ミニョンはどこか自分から不幸を招く特異体質のようにも思えてくる」と語っている。
そ、そうなのかも。
視聴者やミニョンファンは、痛い目にあっている彼を見て、ますます涙し、恋心を募らせるのかも知れない・・・。

この後も7章まで、一気に読ませる「冬ソナ」バイブル。
この本を読んだ後、再び「冬ソナ」を見れば、ドラマの味わい方がもっと深まるだろう。





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