蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

「印象派と近代絵画の巨匠たち展」

いつも思うが、デパートの展覧会は絵を見るのに適していない。
照明がまずい。暗すぎるのが嫌なのだが、それ以上に気に入らないのは位置だ。油絵なんて見ようものなら、反射してほとんど絵が見られない。どうにかならないものか。

展覧会自体は、なかなか見ごたえがあった。
東京冨士美術館のコレクションを持ってきたものなのだが、とても充実している。
ルノワール、モネ、ミレー、ターナー、セザンヌ、ユトリロ、キリコ、シャガール、ローランサン、ウォホール、リキテンシュタインなどなど。覚えているだけでも、素晴らしい画家たちの名が挙げられる。
それぞれの画家達の作品が1、2点づつ展示されていた。
一人の画家の作品のみを展示するのも見ごたえがあるが、このように偉大な画家の作品を少しずつ見ていく展覧会も素晴らしかった。

2003年9月3日~16日 大丸ミュージアム・心斎橋




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