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磯トンボ

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コロナ五類化に伴いこれからは自己管理となります。大自然の中で楽しむ釣りは、自然は勿論のこと地元の方々の生活の何事も害してはいけません。房総半島への釣行の際は、ご当地ルール順守して 節度ある釣行にご協力のほど 宜しくお願いいたします。

尚、当HP内での「釣り場(詳細)」は、諸般の事情(NET功罪)を鑑みて公開は自粛しております。 m(__)m

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2015年07月04日
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カテゴリ: 釣り師の道具箱
tonbo-anime.gif today diary

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生憎の雨の週末ですなぁ~
釣りに行けなくて
イライラしてる御仁もおられるかと・・・
と言うことで、週末は 釣りネタblog upしないが
今週は特別verと言うことでupしよう。
チョット長文になるよ~暇な人は読んでくだされ~
(本当はテク 教えたくないのだが・・・)


近年、トンボが好調な理由。。。
実は釣り場に恵まれた訳でもなく
腕を上げた訳でもない。

釣り場はメジャーな釣り座は避け
マイナーな釣り座に入っている。

腕に至ってはこの歳では、
そうそう上達はしまい。

イサキ必釣法

昨年から好調の籠釣り、実は低迷期間もあった。

当初、この自製籠の元祖とも言えるステン籠を手にした時、
ただ、むやみやたらにコマセを詰め、投げ、着水すると
竿をシャクってコマセを出していた。

当然、狙いの本命夏魚どころか、
外道魚も安定した結果は出せずじまい。

ある日、釣行先で市販セテン籠を真似て自製したステン籠を
巧みに操りながらポツポツと夏魚を上げてる釣り師に出会う。

そこでご教授頂いたのが・・・
最初に丸のままのオキアミを入れ、次に付け餌を入れ
最後にアミコマセで蓋をすると言う コマセの詰め方だ。




教えてもらったのはそこまでで・・・
後はその釣り師がやる釣り方を後方で見て教わった。

仕掛けを投入後、自分が想定するpointまで仕掛けが流れるまで
竿を煽りコマセを出さないと言うことだ。

何で夏魚を釣るのに、そうしたコマセ作りや
タイムラグのあるコマセの出し方をするのか理解できなかった。

本命魚とする魚が違っていたことを後になり知ることとなる。

その釣り師が狙っていたのは 祝魚 だった。



ならば・・・と言うことで、
トンボが自製したのは、このステン一発籠である。













一発籠は世に色々あるけど
普通の一発籠は、着水時に
天板を止めてるフックのロック解除され
狙いのタナに届いた時に水圧で閉じていた天板が開く。

しかし、このタイプの一発籠は凄い
所定のタナに届いても天盤は開かない。

狙いのpointまで仕掛け(大粒コマセ+付け餌)を
流してから、竿をシャクって初めて天盤が開く
はた目には投入場所がpointと思われがちだが
それは全然違う~

そうすることで餌取りを投入点にだけ集め
狙いの魚はもう少し潮下に作れるのだ。

この一発籠を開発した TⅯ氏 は本当に凄い方だと思う。


高価な籠だけに そうそうロストはできないので
福沢諭吉 二人分
かなりの数の本家籠を購入し、使いこみ、
分解~組立~パーツ観察
数年掛かりで漸く本家本元に近い モドキ品 が完成した。

勿論、各パーツは色々な所から仕入れ、
形や厚み重みも違うが機能だけは似せた。
自分が遊びで用いる分には問題ないと思い 今に至る。


一昨年オフシーズン、その籠の改造してみた。
アジャスターを二ケ所取り付けた。

籠のほぼ中央に
アジャスター1(ステンレス棒) を一本、
それより90度ずらした所に
アジャスター2(フック) を1個、
取り付けた。




たったこれだけで 祝魚 狙いの籠にも
夏魚 狙いの籠にも使えるのだ。



祝魚狙いの場合、最初 丸のままのオキアミをアジャスター1の
高さまでの量をアジャスターに対して直角に入れる。

次に付け餌を入れ、その上からアミコマセで蓋をして
ハカマの位置まで詰めたら、長ハリスを九十九折りにして乗せ
再びアミコマセを天板の形状に合わせて山形に詰めたら完了だ。
(注;この時のアミコマセは 遠投のための錘代わり)

後は、投入後にラインを緩めにして
自分の思い描くpointまで仕掛けが流れたら
ライン余長分を巻き取り、
竿先を軽く優しくシャクリ、天盤を開く。

思い描くpointまで一発籠が流れてきた頃には
錘代わりのアミコマセは、最初の投入点で殆ど出切っていて
(餌取り達もその周りに集まって来ている)
籠内は、付け餌と丸のままのオキアミだけだ。

大型魚はコマセ煙幕に突っ込んで就餌はしない。
遠目にいて大粒のコマセが潮で運ばれて来るの待つ。

そんなこともあり潮の流れが緩慢の時は、
弱点をさらけ出す。
餌取りにやられてしまう








あの闇夜の中で釣り師は
こんなことをイメージして釣りをしている。
ただ漠然と籠を投げて
当たりを待ってないのだ。


ステン籠釣りの奥の深さを知った衝撃的な一夜と
今でも脳裏に鮮明に残っている。





因みにアジャスター2の使い方は、夏魚狙いの場合に使う。
フックの反対側のステンレス縦棒に輪ゴムを回し
Wにした状態でこのフックに引っ掛ける。

そうすることでアミコマセだけを一気に放出させず
point作りも点ではなく、線で作れる利点がある。

但し、この釣法は南房磯(遠浅、潮速)だけの釣法である。
深場の釣り場では単なる独りよがりな釣りにしか過ぎないので、
お間違えのない様にねぇ~ぐるぐる




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tonbo-anime.gif thank you



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最終更新日  2015年07月05日 00時02分01秒
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