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2025.08.30
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​​ ●写真は、ニッサンGTRのラストモデルとなった2025年型。  ​​
□■勝どき書房□■□■□■□■□随時配信■
★~★~★ コラム・ゆりかもめ ★~★~★                   
 ◆ニッサンの花型だったGTRさよなら 
   三億円事件の犯人も大好きだった 
     プリンス・スカイライン◆ 
□■□■□■□■□■□■□■□殿岡駿星□■
第872号         2025/08/28 
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今から57年前、1968年12月10日に東京府中で発生した三億円事件は、迷宮入りとなりましたが、わたしは2008年8月、ついに真犯人を突き止め、週刊誌記者の上月町子さんに住所を教えました。上月町子さんは、さっそくその自宅を訪問し、その報告を後に、『三億円事件の真犯人』という本として勝どき書房から発刊し、世に問いかけたのでした。

その本に出て来る話ですが、三億円事件の真犯人は、ニッサンのGTR、当時はプリンス・スカイラインという名前の車でしたが、大好きだったのです。そのプリンス・スカイラインから名前を変えた、ニッサンGTRが、ニッサンを代表する車だったのですが、ついに今年を最後に姿を消すとニッサンが発表しました。


GTRは、若者の特に、スポーツカーファンのあこがれの車でした。高い車ですから、そんなには走っていません。たまに街を走っているのを見たら、びっくりです。とても目が離せないで、見とれてしまいます。カッコイー、うらやましい、こんな車乗りたいな、と思って運転席を見ます。


いったい、だれが乗っているのか、運転席の男はどんな顔をしているのか、興味を持ってしまいます。ところが、三億円事件の真犯人は、この心理が狙いでした。

というのは、信号待ちしているスカイラインの運転席を見ると、いかにもうれしそうな顔をした男がこちらを見るのです。「どうだい、カッコいいだろう。こんな車に乗ってみたいかい」というような表情をして、こちらを見ます。

そうなると、見ていた方は「しらねえよ。ちっともカッコよくない。どうせ自分では買えないから、親に買ってもらったんだろう」などと思って、そっぽを向いてしまいます。三億円事件の真犯人は、スカイラインに乗っていると、歩道を歩いている人のほとんどが、自分の顔を見ないと分かったのです。

そこで、犯行の1年前、1967年11月、最初の犯罪を犯しました。それは、スカイラインを1台盗んだのです。自分が所有しているスカイラインと同じ年式で、同じ色の車体を選びました。なぜ、自分が持っているスカイラインとそっくりのスカイラインを盗んだのでしょうか。

それは、埼玉の美吉野町の自宅の駐車場に、自分が持っているスカイラインが入れてあるからです。盗んだスカイラインで自宅に入っても、同じスカイラインなら、ナンバーは違うけれど、ちょっと見ただけでは、盗んだ車かどうか分からない。

真犯人の話によると、自分のスカイラインは、どこかの団地の駐車場に入れておいて、盗んだスカイラインで家に戻ってきても、まさかそれが盗んだ車とはだれも気がつかないと思ったのです。真犯人は、三億円を奪う予定の府中市内を走り回って、事前準備をするにあたり、府中市内を走るのは、盗んだスカイラインに決めていました。

ですから、盗んだスカイラインを乗り回し、たまにガソリンがなくなると、自宅まで乗ってきて、車庫でガソリンを補充したのです。盗んだ車でガソリンスタンドには行けませんからね。その場合は、自分のスカイラインは多摩地区の団地の駐車場に置きっ放しでした。おかげで、犯行までの1年間、犯人の顔を見たという目撃者はいなかったのです。

この団地は府中市の隣の小金井市にありました。団地内には、駐車場がたくさんあって、車を自由に置けたのです。この当時は、まだ車を持っている人は少なくて、団地の駐車場は空きだらけだったのです。中には、駐車場に使用者の名前が書いてある団地もありましたが、この団地は自由でした。

ですから、事件1年前から、何台かの車を置いていました。たとえば、事件直前に盗んだカローラなど、数台の車を置いていたのです。一般的に、三億円事件といえば、カローラが活躍した事件といわれますが、カローラを盗んだのは、事件から10日ぐらい前です。事件当日はカローラが3台も活躍しましたので、知らない人は、三億円事件の犯人はカローラが好きだ、なんていっていましたね。

とんでもないです。カローラは事件直前になって、盗んで、当日使用しましたが、それは、府中市内の道が狭いので、カローラが走りやすかったからです。本当に活躍した車はスカイラインですよ。

そのスカイラインが、この世からなくなってしまうなんて、寂しいですね。真犯人は、GTRが大好きで、事件後も乗っていましたよ。最新型のGTRも乗りました。しかし、もう年ですからね。運転はやめています。免許証を返納しました。もう、90歳を超しましたからね。


結局、上月町子さん以外に犯人のところへ、三億円事件について聴きに来た人はいませんでした。上月町子さん以外には、事件の真相には近づけなかったのですね。警察の人は、もちろん来ていません。なにしろ、捜査本部の刑事さんも、ほかの警察の人たちも、三億円事件の犯人は東京に住んでいると思い込んでいましたからね。

どうしてなのでしょう。犯人は県境を越えないとでも思っているのでしょうか。犯人は競馬が好きで、府中の東京競馬場へはよく行っていた、と知っているはずです。しかし、府中の競馬場へは、東京の人しか行かないと思っているのでしょうか。場外馬券がありますからね。
警察も行政組織ですから、都道府県の県境というのは重要な意味があります。しかし、事件は、行政組織とは関係なく起きます。県境を越えて事件は起きます。それを、東京の事件だから、犯人は東京にいると思い込んではいけませんね。

たとえば、犯人は産経新聞の読者と分かったのですが、その捜査でも、都内の産経の読者の洗い出しから初めて、埼玉県には行かなかった。都内の調査をしている間に時効になってしまったのです。残念ですね。もっと、直線的に、推理して捜査できなかったのでしょうか。その点、上月町子さんはしっかりしていました。

詳しいことは『三億円事件の真犯人』を読んでいただくとして、ニッサンがGTRをやめてしまったのは、本当に残念です。それがいいたかったです。では、みなさん、ご機嫌よう。
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◆『三億円事件の真犯人』
        殿岡駿星著・定価1700円・税別
1968年12月10日に発生した、府中三億円事件から40年、
真相を追求してきた週刊誌記者上月町子さんは、ついに東武
東上線池袋駅から準急で30分の駅から歩いて40分、埼玉県
西部の農家にたどり着いた。農家の主人は70歳を過ぎた
老人だった。老人は、住所と氏名を隠すという条件で事件の
真相を語った。「三億円事件は発生の1年前、わしがスカイラ
インを盗むところからスタートしたんだよ」と話し始めた。
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◆この「コラムゆりかもめ」の内容は、ブログ「駿星放談」に転載。
https://plaza.rakuten.co.jp/syunsei/
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◆「自由俳句の会」季語や575のリズムにこだわらない自由な
俳句作りを楽しむ会です。自由律俳句とは違って、575でも季
語があってもOKです。句会は年に6回、偶数月に実施、すべ
てメールで5句以内を投句。投句者全員に無記名・ランダムで俳句
一覧を送信します。その中から好きな4句と自選の1句を選句。
選句結果から、金銀銅賞、特別賞を選びます。結果は、メールと、
ブログ「自由俳句の会」で全国の俳句ファンに報告します。
 https://blog.goo.ne.jp/jiyuuhaiku
また、橋本夢道の句を研究課題として鑑賞をし、ブログで発表。
第39回は2025年10月1日から投句受け付けます。
年会費は1000円は、ゆうちょ銀行の通帳から送金すると、
手数料は100円ですみます。
   記号10590 番号4853631 (トノオカヨシノリ)あてに
参加申し込み、投句はメールで。 syunsei777@yahoo.co.jp へ。
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★~★~★~★~★ 勝どき書房の本・案内★~★~★~★~★
「勝どき書房」の本は一般書店では販売していません。
ご購入希望の方は送料無料で割引直売します。メールをください。
  syunsei777@yahoo.co.jp              殿岡駿星
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◆『橋本夢道物語  妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』
            殿岡駿星著・定価1900円・税別
自由律俳人の橋本夢道は<渡満部隊をぶち込んでぐっとのめり出し
た動輪><子ら問う巡査がなぜこんなに従いてゆくメーデーなの>
などの反戦自由律俳句を作っていたため、1941年2月、特高に治
安維持法違反容疑で逮捕された。同時に「京大俳句」の関西在住
同人や関東の「俳句生活」などの同人44人が逮捕された。昭和俳
句弾圧事件と言われている。2年余の獄中で<うごけば寒い>
<大戦起るこの日のために獄をたまわる>など約300句を作る。故
郷の徳島、東京月島、妻静子を愛し反骨とユーモアで生き抜いた生涯。
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◆『橋本夢道の獄中句・戦中日記 
   大戦起るこの日のために獄をたまわる』
              殿岡駿星編著・定価 2000円税別
2012年から、勝どき書房で奇数月の第二土曜日に「夢道サロン」
を開催するようになり、そのメンバーからの提案で、夢道の獄中
句「大戦起るこの日のために獄をたまわる」など300句をまとめ
て本にした。さらに、最近見つかった夢道の戦中日記も加え、
メンバー8人のエッセイも掲載し、「橋本夢道物語」に次ぐ夢道
を紹介する2冊目の本となった。このメンバーが中心となって
「自由俳句の会」が結成され、偶数月にメールによる句会が続け
られている。句会に集まる必要がないので会員は全国にいる。
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◆『濱松事件』      殿岡駿星著・定価2000円・税別
戦時中の濱松で5件、9人死亡8人負傷の連続殺人。犯人は、
聴覚障害の聾唖学校生徒だった。当時の刑法40条では、「聾唖
者ノ行為ハ之ヲ罰セス又ハ其刑ヲ減軽ス」とあったが、裁判では、
聾唖の事実が無視され、しかも逮捕時18歳の少年だったのに、
死刑判決、処刑された。殺人の動機は、父親が「聾唖の子は勉
強するな、学校をやめろ」といって学費を与えず、弁当も持た
せなかったので、学費を稼ごうと強盗に入った。著者が濱松で生
まれた当時、80年前の事件の真相と聾唖者への差別を追求する。
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◆『狭山事件 50年目の心理分析』
            殿岡駿星著・定価3200円税別
1963年5月1日、埼玉県狭山市で発生した女子高校生誘拐
殺人事件(狭山事件)は、石川一雄さんが犯人とされている
が、石川さんは無実を訴え、再審開始を求めて闘っている。
朝日新聞埼玉支局記者だった著者は、これまでに石川さんの
無実を証明する「犯人 狭山事件より」(晩聲社)を上梓し
その後、ネットのブログに「狭山事件・取材ノート」を連載、
それを土台に、裁判の証言などを分析して、心理的に事件の
真相を推理した。原稿用紙にして1000枚の膨大な事実が刻々
と真犯人に迫る。
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◆『南瓜大玉の日の本國憲法私案』
           南瓜大玉著・定価2000円税別・
南瓜大玉と書いて「かぼちゃだいおう」と読む。大玉は定年後、
憲法研究に目覚め「憲法試案」を本にした。その主な内容は
「天皇制廃止・大統領制・国防軍・地方自衛隊・武器の輸出入を
禁止・非正規雇用の禁止・歩道、車道、自転車道の開設」など。
南瓜大玉は、信州・別所温泉で私案の内容を説明する講演
会を開催した。その温泉旅館の大広間でで開催された、講演会
の記録をまとめたもの。新しい憲法論が展開される。
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◆『響野湾子俳句集 千年の鯨の泪櫻貝』
     響野湾子著・殿岡駿星編・定価2000円・税別
2019年、死刑囚表現展で、死刑囚響野湾子の句<千年の鯨
の泪櫻貝>に感動した殿岡駿星が、響野湾子が逮捕から処刑
までの18年間に獄中で詠んだ俳句、1597句のうち、813句を
選んで句集を編纂した。季語や575のリズムにこだわらない。
たとえば<戦争は石の礫>という句がある。2001年に殺人事
件で逮捕され、2006年から死刑囚展に俳句を発表し、2018年
に処刑されるまでの18年間に多くの本を読み、俳句の勉強を
した。他に<ゆくあての無き鬼もゐて鬼は外><甚平で彼は
消えたり処刑の夜><一椀に命の果ての湯気の立つ><おは
ようと言える人ゐて暖かし>などの句がある。
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◆『こんばんは、毛利小平太です。-霊談忠臣蔵-』
         殿岡駿星著・定価2000円税別
赤穂浪士のひとり、毛利小平太は、討ち入り4日前の元禄15
年(1702年)12月10日に太夫の大石内蔵助に参加辞退を表明
した。最後の脱盟者といわれている。小平太が参加していれば、
四七士でなく、四八士となっていた。長年、忠臣蔵を研究してき
た殿岡駿星の枕元に、ある夏の夜「こんばんは毛利小平太です」
といって現れた小平太の幽霊がその真相を語った。小平太は、
脱盟後、千住宿で仁術の医師と出会い、医学を学び医師となった。  
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◆『新聞記者はなぜ殺されたのか』
         殿岡駿星著 ・定価2300円税別
朝日新聞阪神支局事件を調べた著者が、犯人からの脅迫状に
あった「日本人である」という言葉から犯人像を推理した。
そこで舞台をさいたまに移して、推理小説として真相に肉迫。
事件は、毎朝新聞さいたま支局記者が殺され「さいたま困民
党」という組織から「武甲山の自然破壊を許した毎朝新聞の
記者を断罪」という内容の犯行声明が届いた。その脅迫状の
嘘と見抜き、深まる謎を追求する。物語は殺された記者と
親友だった記者が、意外な犯人を見つけ事件の真相に迫る。
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 ★勝どき書房からのネット配信ブログです。
☆「駿星放談」=平和=https://plaza.rakuten.co.jp/syunsei/ 
☆「自由俳句の会」=俳句=https://ameblo.jp/ashashio10ri10n  
☆「駿星日記」=文芸=http://harumikatidoki999.livedoor.blog/
☆「自由俳句の会(第2)」=俳句=http://yuuyuu1247.jugem.jp/ 
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最終更新日  2025.09.05 17:09:29
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