トルド
フランチェスコ･トルド
Francesco Toldo
フルネーム フランチェスコ･トルド
Francesco Toldo
ニックネーム トルドーネ
国籍 イタリア
生年月日 1971/12/2
出身地 パドバ
ポジション GK
身長 196cm
体重 90kg
代表デビュー 1995/10/8
管理人評価 A
所属クラブ
1989-90 ミラン
1990-91 エラス･ベローナ
1991-92 トレント
1992-93 ラベンナ
1993-01 フィオレンティーナ
2001- インテル
主なタイトル
1989/90 UEFAチャンピオンズカップ優勝
コメント
ゴールマウスに立ちふさがる196cmの大きな壁は、足元のボールに俊敏に反応ができ、ハイボールに無類の強さを見せる世界最高峰のGKである。もしイタリア人でなければインターナショナルレベルでも常に活躍の機会があった事だろう。
フランチェスコ･トルドは1989年にミランでプロデビューを果たした。出場機会は無かったものの、世界最高のチームで過ごす日々は、10代の若者にとってかけがえの無い貴重な経験となった。その後、ミランを1シーズンで退団し、エラス･ベローナを経て移籍したトレントでようやく出場機会を得る。1991/92シーズン以降はクラブレベルではどのチームでも不動の守護神として活躍。特にフィオレンティーナでは絶対的な存在として君臨し、ガブリエル･バティストゥータと人気を二分した。2001年にチームの財政的な問題でインテルへの移籍を余儀なくされるが、この移籍は更なるキャリアアップのチャンスだった事は言うまでも無い。トルドはそのチャンスを見事掴み、今では世界最高のGKの1人に数えられる。
だがイタリア代表としては出場機会に恵まれているとはいえず、現在までレギュラーポジションを掴めずにいる。2000年欧州選手権のオランダ戦でPKを4本ストップし、大会最高のGKと称された選手が、2002年ワールドカップでは全試合ベンチに座っていた。一ファンとしては、フランチェスコ･トルドという素晴らしい才能を見る機会がクラブレベルでしか存在しないことを非常に残念に思う。
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