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2015年05月23日

シャンボールミュジニー10（アラン・ユドロ・ノエラ）

テーマ：今日のワイン(6011)

カテゴリ：ブルゴーニュ・シャンボールミュジニー

ところが。

これはいけません。ブルゴーニュの場合、キャップシールが回らないのは必ずしも液漏れと同義ではありませんが、今回のボトルはもうベチャベチャに噴いています。液面自体はコルクからかなり距離があるので、打栓時に漏れたものでもなさそうです。これはキビしそうだなと思いながらグラスに注ぐと、、なんと、状態以前に、「ブショネ」です。
コルクの味が支配的で、もはやコメント以前の問題。
例によってサランラップを20分ほど漬け込んでみたら、だいぶブショネの香味は吸収されましたが、今度は状態の問題なのか、酸味が突出して明らかにバランスを崩した香味。
う～ん、どうにもなりませんねぇ。
この時期に10VTが4k台というのは安いと思いましたが、確信犯的に安売りされていたのではと疑いたくなります。まさに「安物買いの銭失い」、もう一本あると思うと、鬱です。

ちなみに、翌日小瓶に残した分を、ラ・マルヌのブラングラスで飲んでみたら、ブショネのフレーバーはだいぶ薄らいで、酸味の突出感も後退していました。残りの1本については、なんとか美味しく飲める方法を考えたいと思います。
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