ようこそ、ももちやん旅の部屋へ

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白神山地を訪ねる(2)



 2日目の朝は、隣にある 「白神山地ビジターセンター」 に、まず寄った。
 ここでは、一日に数回、アイマックスシアターで映画を上映する。
 白神山地のオリジナル映画だそうで、昨日案内してくれた小池さんも「制作協力」している1人。
ナレーションは、藤岡琢哉、音楽は三枝成章(字が違う?)

 映画は迫力あり~!西目屋村に行ったらぜひこの映画は見て欲しいわ。
 なんといっても、無料だしね!

 工藤さんたちがマタギの生活を紹介しているけど、なんとイワナを手づかみで取っちゃうのよね!

 マタギというのは、昔から山を拠点にクマを狩ったり、キノコなどを採集したりして生活していた人たち。山を知り尽くし、山の恵に感謝しながら生きてきた。獲物をとりすぎることはなく、感謝の気持ちを忘れない。青秋林道の運動でも、マタギの人たちが、まず「林道反対」の声をあげたのだ。

 さて、映画のあとは、ぐるっと回って海のほうに向かう。

 西目屋村から反対側の岩崎村方面に行くルート、地図でみるとちょうど横断するような「白神ライン」という路がある。旧弘西林道ともいう。青秋林道よりずっと前にできちゃった林道だ。
 便利なようだが、このルートは峠を3つも越えていく驚異的な山道(しかも未舗装)で、だいたい3時間半から4時間はかかるというのだ。
 海のほうに行きたかったら遠回りなようでも、岩木山を回って日本海から行けば2時間くらいでいけるという。
 なので、西目屋村から岩木山に向かった。けっこう、山道だったけどね・・・


 えっとですね、ほんとうは、日本海をずっと下って、秋田に入って、八森町というところから「二ツ森」という山に登ってみたかった。ここは、白神山地を上から眺めることのできる山で、しかも1086メートルと簡単に登れる平易な山なんだそう。

 しかし、ビジターセンター出発が11時過ぎちゃったので、結構時間がかかってしまった。1時ごろ、深浦にある 「ウェスパ椿山」 というでかい施設でランチにしようと思ったけど、連休中で大変混んでおり、ランチ30分以上待ち。(ここは五能線の駅はあるわ、ゴンドラ?で山に上れるわ、コテージ、温泉、レストランとなかなかなところ・・)

 その先にある十二湖の 「サンタランド白神」 まで行った。やっぱりランチ客でごった返していたわ・・・結局ここでランチして、十二湖まで行ったのが3時くらいになっちゃった。

 十二湖では、1時間くらいの散策路を歩いたが、標高が低いためブナ林もまだまだ美しい紅葉で、すばらしい景色を堪能しました。
 「青池」は葉っぱでうもれていたけどね。その先にあるブナ林は、紅葉が美しかった。イタヤカエデもきれいだった。

 (ちなみに、サンタランドでは、冬に十二湖をスノーシューで散策するツアーや、その他なかなか普通の人が入れない十二湖のあたりのガイドツアーなども行っているらしい)

 4時過ぎに、鰺ヶ沢方面に戻る。戻る前に、ぜひ寄りたい温泉が!

 それは [黄金崎不老ふ死温泉」 !海に面した金色の露天風呂がある。
 しかし、海の露天ぶろは、日没までなんだよね・・・間に合うかな?

 近かったのですぐついた。でも、もう夕暮れ時。車がいっぱい止まっている。露天風呂に行ってみると、結構な混雑だ。海の温泉、ぎゅうぎゅうづめ・・・
 よくポスターや本で見るひょうたん型の湯は、「混浴」なんだけど実際男の人が山ほどはいっているなかに入っていく勇気はない。。。となりに「女性専用」の露天もできているので、どれどれこっちにはいろうかな?

 でも子供たちは「寒いから外はやだ~」というので、ともあれ内風呂で料金を払う。600円のところ1000円払うと浴衣とバスタオルがつくので、内風呂でカラダを洗ってから浴衣を着て外へ出た。
 露天はちょうど、夕日が沈むところでいい感じ~!でも水平線は雲がかかっていて、夕日は見えなかった。残念!夕日ってよっぽどじゃないと水平線に沈むところが見えないよね!

 湯加減もちょうどよく、気持ちよくあったまった。子供たちもしっかり頭まで洗って気持ちよく上がってきた。

 さあ、あとは一路鰺ヶ沢までドライブ!海岸線は真っ暗だ~!道は一本で整備されているけど、前方にゆっくりな車がいると、ずっとゆっくりになる!

 車もあまりいないけど、1時間ちょっとで、無事鰺ヶ沢プリンスホテルに到着。夕食はバイキング。シャケが多かった。
 夜また温泉に入り、ゆっくり過ごして寝た。



■白神山地ビジターセンター

■ウェスパ椿山

■サンタランド白神

■十二湖

■黄金崎不老ふ死温泉

■鰺ヶ沢プリンスホテル


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