2010年09月27日
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カテゴリ: 日記


その時は、それはそれは悲惨な物でした。
麻酔が効いていなかったのか、とにかく苦しく、胃に穴が開くかと思いました。

しかし、そんな私に朗報です。
鼻からの検査が可能になったそうで、説明によれば口からの検査よりもかなり負担が軽減されているそうです。
ただ、希望者が多く混雑しているそうです。虚弱精神な私は、迷わず鼻からの検査を希望しました。

検査は午前9時からの予約です。前夜は、21時以降絶飲食でした。
当日朝は、絶飲食禁煙と書かれていました。
ちゃんと守りました。19時半以降は水しか飲んでません。

さて、検査室の控え所です。
勧められたパイプ椅子は、ガタガタで座面が前方に傾斜しています。
クッションは潰れ、ゴツゴツでした。
私が、ガタガタのパイプ椅子に座り、両脚を上げてバランスを取ってみたりしていると、少し離れた所に座る女性が麻酔のうがいをカーーーーーーッと始めました。
「なんと勇敢なご婦人」と、真の勇者に尊敬の熱視線をチラチラと横目で送っているうちに、私にも麻酔が。
ちーすい丸 」的な物を、鼻の穴の奥に突っ込んで、シュッ。シュッ。シュッ。と注入します。
ツーンときて、涙がツツツと頬を伝います。
あなたにとって。もちろん私にとっても、人生で16本の指に入る苦く切ない涙でしょう。
麻酔薬は喉の奥にも、容赦なく流れこんできます。
苦い麻酔薬を飲み込み、ただひたすらに耐えます。
ゴツゴツのパイプ椅子。苦い麻酔薬。臥薪嘗胆の意味を知った38歳の秋の日。
麻酔が効いてきたのか、何となく唾が飲み込みづらい感じになります。
麻酔は、数分の感覚をあけて三度繰り返します。
鼻の穴に違和感を感じながら、メラメラと燃え上がる逃走心を抑え、なんとかその場にとどまり順番を待つのですあります。
掌は汗でグッショリです。

遂に名前が呼ばれ、決戦の火蓋が切られました。
横臥し、先端がピカピカとフラッシュしていて光過敏性発作を起こしそうなチューブを、右穴から奥に差し込みます。
喉の奥を通過する時に、違和感を感じます。
風邪気味の時に、喉が痛く唾が飲み込みづらい状態で、でも飲んじゃう時の感覚に似ています。
そこが山場です。それを過ぎると、後はスルスルと。

カメラが胃に入ってしまうと、チューブをグリグリやるので、鼻の穴が破けちゃいそうになる瞬間があるのです。
破けないように、鼻の穴の入り口付近に、渾身の力を入れます。
右の鼻の穴の入り口筋の鍛錬不足だったようです。
相変わらず裂けそうです。
一方その頃、カメラは胃に残っている食べかすなどをジャブジャブ洗っていたそうです。
「油汚れに~女医」です。
ちなみに、先生はイケメンで、若い頃の私と比べて、少し見劣りするくらいの感じでした。
胃がキュッ。キュッ。という音がしそうなくらいキレイになったら、空気を入れて胃を膨らませます。
この時、多少お腹が張っている感じがありますが、不快な程ではありませんでした。

いったいどのくらいの時間が経ったのございましょう。
ほんの数分だったのかも知れません。
しかし、擬似鼻フックに耐える私にとって、それは永遠にも感じられる降伏な時間でした。
胃に入れた空気を抜いて、検査終了です。
カメラを抜く時には違和感も感じずにスルっと抜けました。

撮影された我が胃の腑の画像をジックリと観察しながら、イケメンサミットです。
実にキレイな胃壁で、アレも荒れも無く、とてもキレイだと賞賛され、美しい胃壁に宿るポリープは心配いらないので、組織も採取していないとの事でした。
ただ、何年かに一度、胃カメラでポリープを調べる必要があると、宣告されました。

料金は、保険が適用されて、3,750円でした。
予約時に確認した独自の事前リサーチでは、組織を取ると10,000円くらいになるかも知れないと言われていました。
電気ポットを新調したばかりなので、助かりました。

検査後30分ほどしてから少量の水を飲んでみて、むせたりしなければ食事をして良いとの事でした。
やはり、麻酔が効いている間は、唾が飲み込みづらい感じがありました。

さて、総合的に検査全体を俯瞰してみると、ある重要な事実や、巧妙に隠された真実が見えてきますか?
結論として、お口でするよりは、楽でした。

感想は個人的な物であり、効果には個人差があります。
また、不安だった胃カメラが異常もなく終り、少々、妙なテンションになっており、些か狙い過ぎたという自覚症状があります。反省。








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最終更新日  2010年09月27日 16時32分49秒
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