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氏神様で明治11年の奉納絵馬を発見!
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氏神様の正月飾りで明治11年の奉納絵馬を発見!
5年に一回の当屋が廻ってきているので隣保一同で、年末に、神社の掃除と正月の飾りつけを行った。
当屋隣保というのは、小さな
社
やしろ
を氏子宅で祭り、その
社
やしろ
を祭っている氏子宅を当屋と呼び、そしてその隣保を当屋隣保と呼んでいる。
そして、この
社
やしろ
は一年毎に隣の隣保の新しい当屋宅へと、送り移される。
この行事を当屋の神送りと呼んでいる。
当屋宅は、一年間祭っている
社
やしろ
のご飯やご神花、盛り塩、お神酒徳利の御神水などのお供えを行う。
また、当屋隣保は、一年間、神社の守りを司る。
隣保の氏子は交代で、1日、15日にご飯とご神花を供え、春の例祭を司る。
また、月一回の自治体の広報などの所謂、配り物を、自治会の全戸に配達したり、自治会費の集金をすることにより、
歩行
あるき
給として当屋の神送り儀式費用等の支給を自治会から受ける。
但し、神社の祭礼費用は、自治会が全額負担してくれる。
その、当屋隣保はまた、毎年、神社と公民館の正月飾りを担っている。
昨年末は我が隣保が正月飾りを行った。
例年、松は近くの山で神社用と公民館用に6本切って降ろしてくる。
いつも、根元が10センチ以上の松を切り倒して、上部の手ごろな部分を飾り用として運び降ろしていた。
しかし、近年は松枯れによって、松が少なくなり、その上私達も高齢化で山に登れる若人が少なくなったので、近隣宅の立派な松の木の枝を頂いて、飾り付けを行った。
竹も近隣宅の手ごろなものを頂いて飾り付けた。
あと一つ、梅があれば上出来であるが、手ごろな梅が手に入らなかったので、飾りつけ出来なかった。
「正月飾りを終えた神社」
そんなわけで、昨年末は山登りをせずに済んで、たっぷり時間があったので、神社の
社
やしろ
をすみずみまで、観察してみた。
社殿は2棟ある。
1棟は、御神体を祀る本殿と本殿と棟続きになった神さまにお供え物をするための
幣殿
へいでん
、心身を清浄にするためのお祓いが行われる
祓殿
はらえでん
、参拝者が拝礼をする
拝殿
はいでん
、そして、祭儀の神事の終了後、神職や参列者が
斎
いみ
を直って平常にかえって神酒・神饌をおろしていただく酒宴である
直会
なおらい
を行うための
直会殿
なおらいでん
である。
幣殿・祓殿・拝殿・直会殿は小さな神社では、幣所・祓所・拝所・直会所と呼ばれるほうが多いようである。
そして、もう1棟は、奉納のための神楽や舞が行われる
神楽殿
かぐらでん
(または
舞殿
ぶでん
)である。
そして境内には、奉納子供相撲が行われる土俵が設けられている。
小さな神社なら、だいたいこのような造りになっているようだ。
もう少し大きな神社では、狛犬があり、また、百度石がある。
さらに、境内社(小宮)がある神社もある。
私が子供の頃には、春・秋の祭礼には、鳥居から境内までの参道を馬を走らせていた記憶がある。
馬といっても、
馬力馬
ばりきうま
であった。
馬力
ばりき
と言うのは、大きな荷物を運ぶ荷車の事である。
トラックでも運べないような長い木材などを木材港までよく運んでいた。
昔々は、川幅の狭いところや岩石の多い川では丸太を1本あるいはせいぜい2,3本を束にしてそれらを更に縦に連ねて川面に浮かべて巧みに操りながら川を下り、川幅の広いところで、筏に組みなおして、入江の近くの木材港まで運んでいたものである。
こんな運搬方法では、木材が傷まないように巧みな筏さばきができる船頭の人数は、おのずと限られてくる。
その点、大黒柱などの重要な木材は、おのずと傷みの少ない馬力車に頼ることになる。
まだ、バスやトラックは木炭車、列車は蒸気機関車のみ、田畑の耕作は牛の力を借りていた時代の話ある。
で、この拝殿や直会殿の天井や天井近くに、絵馬が数多く奉納されている。
「拝殿(拝所)天井のたくさんの奉納絵馬」
「直会殿(直会所)天井のたくさんの奉納絵馬」
文字が読めるものでは、明治11年や明治13年に奉納された奉納絵馬がある。
「明治11年の直会殿(直会所)天井の奉納絵馬」
「明治13年の直会殿(直会所)天井の奉納絵馬」
絵馬の殆どは、馬上の武将を描いたものが多いが、なかには、氏子連中で伊勢会神宮を参拝して、無事に帰り着いたお礼の奉納絵馬などもある。
※ ※ ※ ※ ※
社殿
しゃでん
:「神社の建造物を総称」
本殿
ほんでん
:「御祭神(神霊)や御神体を祀る」
幣殿
へいでん
:「神さまにお供え物をするための建物」
祓殿
はらえでん
:「心身を清浄にするためのお祓いが行われる建物」
拝殿
はいでん
:「参拝者が拝礼をする建物」
直会殿
なおらいでん
:「祭儀終了後、神職や参列者が
直会
なおらい
:を行うための建物」
神楽殿
かぐらでん
又は
舞殿
ぶでん
:「奉納のための神楽や舞が行われる建物」
直会
なおらい
:
斎
いみ
を直って平常にかえる意。神事が終わって後、神酒・神饌をおろしていただく酒宴。
九拝
〔周禮,春官〕
「キウハイ」
【禮拝の九っの形式】稽首・頓首・空首・振動・吉拝・凶拝・奇拝・喪拝・肅拝】
【神職階位】(神社の知識HPより)
直階・権正階・正階・明階・浄階
この階位は、神社の徳目される《浄明正直》にあてはめられています。浄明正直とは、清らかで明るく、正しく真っ直ぐな心であることを表しています。また、特急は相応しい知識と経験を持っており、且つ、神社界に於ける知名度、人柄や人徳なども問われるため、他薦により選出され、上層部で相応だと判断された人物にのみ与えられる、とても特別な階級といえます。
・直階(ちょっかい):権禰宜に必要な基礎的な階位です。
・権正階(ごんせいかい):村社や郷社の宮司に必要な階位。この階位では県社の宮司にはなれません。
・正階(せいかい):県社の宮司および、別表神社の禰宜になるために必要な階位。
・明階(めいかい):別表神社の宮司・権宮司になるために必要な階位。この階位を持つ場合、どこの神社の宮司になることができます。(勅裁を要する伊勢の神宮の大宮司は除く)
・浄階(じょうかい):神職の最高位。長年神道の研究に貢献した人物に与えられる名誉ある会階位です。
【神職資格(身分)《研修を受け、認定された場合にのみ与えられる。》】(神社の知識HPより)
見習い・四級・三級・二級・一級・特級
身分と袴の色
・見習い → 白
・三級、四級 → 浅葱色
・二級 → 紫地の紋なし
・二級上 → 紫地に薄い藤紋
・一級 → 紫地に濃い藤紋
・特級 → 白地に藤紋
【神職職階《神社の役職を表す》】(神社の知識HPより)
・出仕(しゅっし)
・権禰宜(ごんねぎ)
・禰宜(ねぎ)
・権宮司(ごんぐうじ)
・宮司(ぐうじ)
【の し 】(兵庫県神社庁HPより)
熨斗鮑(のしあわび)のことで、鮑の肉を細長く切り、のばして干したもの。古来長寿の薬として鎌倉時代よりお祝いに添える習慣が生まれた。
伊勢神宮の祭典には、志摩の熨斗鮑がお供えされる。
祝儀袋の右上に付けてある熨斗(印刷)は、これを略式にしたものである。
【依 代 】(兵庫県神社庁HPより)
祭に当たって神霊が降臨するための標示物を云う。樹木、石等の自然物の場合と、幟、柱、御幣(ごへい)、等の舗設の場合がある。神道祭祀の形態では、樹木が伝統的な依代である。(木霊、御神木等)
【紙垂の切り方 】 (兵庫県神社庁HPより)
半紙を半分に切り、それをまた半分に切る。
それを二つ折にして、次のように切って一対作る。
中心を下から2/3を切る。
さらにその両側それぞれの中心を上から2/3を切る。
左上端を持って垂れ下がらせて、しっかりと折り目を折る。
【家庭祭祀:神棚の位置 】(兵庫県神社庁HPより)
南、または東向で、家の一番良い所の目の高さより少し上に設ける。かまどの神様は、かまど、ガスコンロのある所に設ける。
正月には神棚の正面上に清めた場所を意味する注連縄を飾り榊立ても一対設けるのがふさわしい。
【家庭祭祀:家の神様 】(兵庫県神社庁HPより)
社一座の場合は手前から神宮大麻、氏神様、崇敬神社のお札を重ねてまつる。
社二座の場合は向かって右に神宮大麻、左の手前から氏神様、崇敬神社の神札をまつる。
社三座の場合は中央に神宮大麻、向かって右に氏神様左に崇敬神社の神札をまつる。
【家庭祭祀:朝のお供 】(兵庫県神社庁HPより)
お供えは洗米、塩、水は必ずお供えし、この他、海魚、乾物、野菜、果物などを供える。葱、玉葱、ニンニク、等のにおいの強いものは供えない。
毎月一日、十五日、行事ある日はお神酒を供える。
【家庭祭祀:お供の順序 】(兵庫県神社庁HPより)
お供えの一位は中央、二位はその右、三位はその左等次のような順序にする。
洗米、酒、餅、魚、乾物、野菜、果物、塩、水。
三方のつぎ口を手前にし、用具は八寸の三方などが標準的で皿(カワラケ)酒器 瓶子(ヘイシ)などを時々新調すれば清浄になる。
平素は三方に洗米、塩、水をお供えし、榊は両側、灯明も一対とする。
お供えがすめばお祈りをする。
先ず二度礼、次にお祈り、
「○○家のご神前に申し上げます。今日一日家族一同、神様のおめぐみに感謝し清正しく、無事に暮らすことが出来ますようにお守り下さい。」
次に二度礼、二拍手、一礼。
お祈りは家族一同、神棚の前で行う。特に子供とはいっしょにお参りする。
座布団は使用しない。
【人生のおまつり(人生儀礼 】(兵庫県神社庁HPより)
誕生・産神・産屋、仮親・夜の祝・初宮参り・食べ初め・初誕生・初節句、菱餅・節句・七五三参り・十三参り・安産祈願と岩田帯・入学、卒業、就職祝・成人式・納納
【建物のおまつり(建築儀礼)】(兵庫県神社庁HPより)
建物の神さま
氏神さまと産土神さま
地鎮祭
大地主神さま
上棟祭
竣工祭
匠の神さま
住まいに関するお祭り
【建物の解体清祓・その他のお祭り】(兵庫県神社庁HPより)
一、「解体清祓」ってとんなお祭りなの?
二、増築・改築でもお祭りはするの?
三、井戸を埋める時はどうするの?
四、「門・塀」「池」なとのお祭りがあるの?
五、庭の木を切るときにお祓いは必要なの?
【鳥居について】(神社本庁HPより)
私たちが神社にお参りをするとき、まず鳥居を目にします。鳥居は神社を表示し、また神社の神聖さを象徴する建造物ともいえます。鳥居は神社の内と外を分ける境に立てられ、鳥居の内は神様がお鎮まりになる御神域として尊ばれます。また、特定の神殿(本殿)を持たず、山など自然物を御神体、または依代(よりしろ)としてお祀りしている神社の中には、その前に鳥居が立てられ、神様の御存在を現すものとして重視されています。
鳥居の起源については、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋にお隠れになった際に、八百萬の神々が鶏を鳴せましたが、このとき鶏が止まった木を鳥居の起源であるとする説や、外国からの渡来説などがあります。
鳥居は、その材質・構造も多種多様で、それぞれの神社により形態が異なります。一説には六十数種類の形態があるともいわれており、代表的なものとしては、鳥居上部の横柱が一直線になっている神明(しんめい)鳥居と、この横柱の両端が上向きに反っている明神(みょうじん)鳥居があります。このほか、形態では明神鳥居の横柱上部に合掌形の破風(はふ)のついた山王(さんのう)鳥居や、また朱塗りの稲荷鳥居など特徴的なものがあります。
起源や形態などさまざまではありますが、鳥居を見ると神聖さを感じるのは、我々日本人の共通した考え方ではないかと思います。
【狛犬について】(神社本庁HPより)
神社にお参りすると参道の両脇に一対で置かれた石製の狛犬を見かけます。神社境内のことを語るとき、鳥居と並んでまず思い浮かぶほど、狛犬は神社にとって一般的なものとなっています。
普段、私たちは石製のものを多く目にしますが、このほかに、社殿内に置かれる木製や陶製のもの、また金属製のものなどがあります。狛犬は高麗犬の意味で、獅子とともに一対になって置かれているとする説もあり、その起源も名称が示すように渡来の信仰に基づくもので、邪気を祓(はら)う意味があるといわれています。
神社にあるのが一般的ですが、寺院でも稀に置かれることがあり、東大寺南大門のものが石製としては我が国最古のものとされています。また、宮中では几帳(きちょう)の裾に置く重石(おもし)として木製の狛犬を用いていたようです。
神社によっては狛犬ではなく、狐や牛などの場合もあります。狐は稲荷神社、牛は天満宮に見られ、共にお祀りされている神様の神使(しんし・お使い)であるとされています。
狛犬の表情は神社、あるいは地域によって実に多様です。各地の神社を訪れた際に、いろいろな表情をした狛犬を眺めることもお参りをする楽しみの一つになるのではないでしょうか。
【境内の小さな神社について】(神社本庁HPより)
神社の境内にある小さな社は摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)といいます。摂社、末社も本社に附属する神社ですが、現在では特に両者を区分する規定はなく、本社の管理下にある小規模神社の呼称として用いられています。
戦前の旧官国幣社(かんこくへいしゃ)においては、摂社と末社を区分する基準が設けられました。摂社に該当する条件として、まず本社御祭神の荒魂(あらみたま)や后神・御子神を祀った社のほか、御祭神と関係のある神や現社地の地主神(じぬしがみ)など特別な由緒がある社となっていました。こうした基準に当てはまらないのが末社であり、摂社は末社より上位に置かれていました。
現在でも摂社・末社の呼称は、戦前の基準による区分をそのまま用いていることがありますが、特に本社との由緒の深い神社には摂社の呼称が用いられています。摂社・末社については、本社と同一の境内地で祀られている境内社と、境内地外で祀られている境外社といった区分もできます。
このほか、伊勢の神宮や京都の石清水(いわしみず)八幡宮などでは、特に本社御祭神と関係の深い社を別宮(べつぐう)と称しています。
伊勢の神宮においては、内外両御正宮の他に、これに次ぐ尊い社として両宮それぞれに別宮があり、『延喜式神名帳』(えんぎしきじんみょうちょう)に載る式内社が摂社、『延暦儀式帳』(えんりゃくぎしきちょう)に載る社が末社、両書に記されていませんが神宮との密接な関係により古くから祀られてきた社が所管社と称されています。
「伊勢の神宮」とは、両御正宮のほか、別宮・摂社・末社・所管社を含めた125社の社の総称をいいます。
【大祓(おおはらえ)】(神社本庁HPより)
大祓えは古代より伝わる神事儀礼の一つです。
神道では、人はみな自覚が無くても、知らず知らずのうちに罪を犯し、穢れを受けていると考えられています。
そして、その罪や穢れを除き去り、厄災(やくさい)を避けるために大祓(おおはらえ)の神事が斎行されます。
これは、六月と十二月の晦日(みそか)に行われる神事で、全国各地の神社で行われます。
六月に行われる大祓は「夏越(なごし)の祓」といい、本殿前に備え付けた茅の輪(ちのわ)をくぐり、罪穢れを取り除く「茅の輪祭」も有名です。
十二月の大晦日(おおみそか)に行われる大祓は「年越しの祓え」ともいわれ、まさに新年を迎えるにあたり、心身共に清めるお祭りです。
十二月三十一日、新年を迎える前に今年の罪穢れをはらい、清々しく新年を迎えられるよう、お近くの氏神様や崇敬神社の大祓に参列されてはいかがでしょう。
【卯のお話)】(神社本庁HPより)
「うさぎ」と聞いて、先ず「因幡の白兎」を思い浮かべる人も多いことでしょう。ワニ(鮫)を騙して、大怪我を負ったうさぎが、大国主神の教えにより傷が癒え、やがて大国主神の将来を祝福する神となったという神話です。
このほかにも「かちかち山」やイソップ童話の「うさぎとかめ」、ビアトリクス・ポター女史が著した児童書「ピーターラビット」等、世界的に見ても、おはなしに登場するうさぎは皆、頭の回転が速く元気いっぱいで、ちょっと悪戯好き、その結果しっぺ返しを蒙ることも多いけれど、しょんぼりと反省するような素直な一面もあり、いずれも憎めない愛くるしさを持った存在として登場しています。
その容姿や愛嬌いっぱいの仕草が人の心をひきつけて離さず、決して嫌われないといった、人間とうさぎの関係のそのままが、神話や童話に息づいているようです。
『令義解』という養老令(奈良時代の法令)の注釈書に、「下卯大嘗祭〔謂ふ、若し三の卯有らば、中卯を以て祭日と為す、更に下卯を待たず〕」とあり、新嘗祭についても、同じ定めがあります。
新嘗祭は、天皇が新穀を神々にお供えされるお祭りで、天皇の即位礼の後、はじめて行われる新嘗祭を特に大嘗祭といいます。
宮中の祭典のなかで最も重要な祭典が、卯の日を厳定して斎行されてきた理由については、やはりうさぎ。
卯の日のもつ生命力に言及される説が多く、卯は方角では東方を示し、時刻では明け六つ、午前6時を示し、季節では春を示します。
あらゆる意味において卯は、陽気の立出づる、はじまりの時を示していることが、卯の日の持つ霊力の所以であるものと信じられ、大嘗祭・新嘗祭という本年の収穫に感謝し、明年の豊かな稔りを祈念する最も重要な祭祀を、卯の日を選び、幾千度重ねてこられたのです。
うさぎにゆかりのある神社は全国的にも珍しく、とりわけ卯年の初詣では、大勢の参拝で賑う傾向があります。縁結びや安産に御利益が戴けると言われ、特に卯年生まれの人には、守護神として大切にされています。
卯の歳の生命力にあやかり、失敗を恐れず、めげず、うさぎのように元気に飛び跳ね、飛躍したいものです。
古い神饌(神前に供える飲食物)のかたちに「フトマガリ」と総称されるものがあります。
米を粉状にして水でこね、蒸したり、油で揚げたりします。
写真は、島根県・美保神社で斎行される青柴垣神事。神社や当屋へ供される数多くの神饌に、フトマガリがあり、古記録と同様、現在も鶴、亀、兎など動物を模したフトマガリが献ぜられます。
【服忌について】(神社本庁HPより)
親族が亡くなったとき、身内の者は喪に服しますが、このことを「服忌(ぶっき)」といいます。
「忌」とは故人の祀りに専念する期間、「服」とは故人への哀悼の気持ちを表す期間のことをいいます。
戦前までは、江戸時代に定められた「服忌令」が公的な基準として用いられていました。
この「服忌令」によると、最も期間が長いのが父母の場合で、「忌」が五十日、「服」十三ヵ月でした。それ以外の親族は、「親等」が離れるに従い期間が短縮されています。
戦後、官公庁などでは職員の服務規程の中で、「忌引き」の期間が定められました。
配偶者は十日間、父母は七日間とするのが一般的なようですが、基本的には各地域の慣例に従っているのが現状です。
「服忌」については、地域に慣例がある場合、その慣例に従うのが適切です。特に慣例がない場合には、五十日祭までが「忌」の期間、一年祭(一周忌)までを「服」の期間とするのが一般的でしょう。
ですから「忌」の期間である五十日を過ぎれば、原則として神事を再開しても差し支えないと考えられます
「忌」の期間中は、神社への参拝を遠慮しますが、やむを得ない場合には、お祓いを受けるのがよいでしょう。
【節句】(神社本庁HPより)
節句とは”節供”と書き、宮中で1年間の節目の日に天皇に供された食事を意味しました。
なかでも、縁起のよい奇数の重なる五節供は特に重要視されてきました。
★人日(じんじつ)の節供 1月7日 ―七草の祝い―
七草粥でおなじみですが、古く中国では正月7日に人を占ったことから人日の節供とよばれます。
七草粥には、冬を乗り越えて芽を出す若葉の力強さをわけてもらいたいとの思いが込められています。
★上巳(じょうし)の節供 3月3日 ―ひなまつりー
3月初めの巳(み)の日を上巳といい、人の形に紙を切り抜いた”ひとがた”で体をなでて、けがれを落とし、海や川に流す祓(はらえ)の行事でした。
ひとがたが次第に豪華になり、現在のひな人形となりました。
★端午(たんご)の節供 5月5日 ―子供の日―
もともと端午とは月初めの午(うま)の日を指しましたが、5月5日を端午の節供と呼ぶようになりました。
魔よけのためにお供えする菖蒲の花と尚武(しょうぶ)とをかけて武者人形を飾り、次第に男の子の節供として広まっていきました。
★七夕(しちせき)の節供 7月7日 ―七夕まつりー
古くは、御霊(みたま)の衣服を織り、棚に供え、けがれを祓う行事でした。
そこに中国から星祭と手芸や裁縫の上達を願う祭の風習が入ってきて、現在の笹竹に願い事を書いた短冊を結びつけて祈る行事へと変化していきました。
★重陽(ちょうよう)の節供 9月9日 ―菊まつりー
縁起の良い奇数(陽数)の最大値”9”が重なることから重陽とよばれます。
古く宮中では菊の花びらを浮かべたお酒をいただく宴が開かれ、民間でも前夜に菊に綿をかぶせ、9日の朝にその露で湿った綿で体を拭いて長寿を願ってきました。
現在でもこの時期は各地で菊まつりが行われています。
節目の行事には、お祝いの料理などを神棚にお供えして、家族みんなでお下がりをいただきます。
それが、人生や季節の節目を大切にし、神さまを身近に感じて生きてきた日本人の暮らしぶりといえましょう。
【七五三】(神社本庁HPより)
11月15日前後の休日、神社の社頭は晴れ着姿で七五三を祝うたくさんの親子連れで賑います。
七五三は、古くからの風習である三才の「髪置(かみおき)」、五才の「袴着(はかまぎ)」、七才の「帯解(おびとき)」に由来するといわれています。
「髪置」は男女児ともに行われた儀式で、この日を境に髪を伸ばし始めました。また、「袴着」は男児がはじめて袴を着ける儀式で、「帯解」は女児がそれまでの幼児用の付紐をやめ、大人の帯を締める儀式です。
現在のように、七五三を11月15日に盛大にお祝いするようになったのは江戸時代からのことで、五代将軍徳川綱吉が息子の徳松の健康を盛大に祈願したことから、それが庶民に広まったともいわれています。
今とは違い、当時は医療が進んでいなかったために乳幼児の死亡率も高く、子供を七五三の年齢まで無事に育てることは並大抵なことではなかったのです。
「七つまでは神の内」と言うように、それまでの子供の成長は神さまにお任せするしかありませんでした。
我が子の成長を喜ばない親はいません。
七五三では、子供が無事に育つことができたことを皆で祝い、これまで見守って下さった氏神様やご先祖様にお参りをして感謝の気持ちを表し、これからの健やかなる成長をお祈りしましょう。
役人の世界では、『
直会
なおらい
』が『宴会』の隠語として使われているようである。
よろしければ『ポチーッ』とお願いします。
豆腐パワーは優れもの 食が進まない時は 粥より豆腐
♪豆腐は割り箸を使って『箸割り』がよい。 ♪割れ目がザラザラでかけた醤油が適度について、風味もよくなる。 ♪間違っても鉄の包丁では切り分けないように…豆腐の風味が鉄の匂いで台無しになる。
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⇔冷暗所ならケースのまま常温でも長期保存出来るので、いつも紙パックで数個だけ冷蔵庫に入れて冷やしておいて、豆腐の紙パックを説明に従って3箇所キッチンハサミで切り取って、水を張ったボールなどに移してから器に盛れば、ハイ!冷や奴の出来上がり!具材はお好みで・・・♪
(1)疲れてお粥が欲しいときにも、粥より豆腐を・・・
(2)働きすぎた胃を癒すためには、粥より豆腐を・・・
(3)消化吸収率は、豆腐が94%、納豆ほぼ100%。効率も優れていますね。
(4)牛や豚の体温は人より高くて、牛が38.8℃、豚がは38℃…
だから人の体内で固まって皮下脂肪や動脈硬化への近道…ですね。
これに対して、大豆に含まれている脂肪は人の体の中に入っても固まらないし、
その上コレステロールも殆どありません。
(5)食品成分表で比べてみると、
凍り豆腐のタンパク質は牛や豚の肉の二倍以上
凍り豆腐や油揚げの脂質は肉より多い。
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