"菜翁が旨"さんのほほ~ぇむ健康ペ~ジ

皇室で「おかべ」と呼ばれているものは…(S35,6頃JOBKラジオ番組出演)

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菜翁が旨さんは、NHKラジオの全国生放送番組に出演した事がある。

昭和35,6年ごろであった。
NHKといえば、当時は、「日本薄謝協会(NHK)」と揶揄されていたほど、出演料が安いと言われていた。
そのNHKが、「愛宕山開局以来の大盤振るまい」といわれる、一問正解するごとに500円の賞金がもらえる「東西対抗勝ち抜きクイズ合戦」という聴取者参加の生放送番組を4月から始めるので、その番組のデモンストレーション番組を春分の日に放送したいので、出場してくれないか、と打診があった。
隣りのよしみ、である。

と、いうことは、当時働いていた大阪市中央体育館でスポーツの大きな大会が開催され、よく、NHKのテレビ生中継が行われることがあった。
当時の大阪市中央体育館は、大阪城公園・大阪府警そしてNHK大阪放送局を鋏む馬場町交差点の南西側にあった。
勿論、民放テレビの生中継も沢山おこなわれていた。

当時のテレビ中継には、集団検診のレントゲン車のような大きなバス2台がかりであった。
一台は電源車、もう一台は撮った映像などの放送局との中継用のパラポラアンテナのついた制御車である。
遠くにあって受信電波の状態が良くない放送局などは、中間に中継アンテナを設けることさえあった。
まだまだ真空管全盛で、勿論、中継に使える人工衛星などない時代であったので、テレビの中継はなかなか大変な時代であった。
当然、マラソンなどの移動しながらののテレビ中継など不可能であった。
そのために、当時の体育館には、テレビ中継専用の電源盤の設備が設けられて、テレビ中継用の電源車のデイーゼル発電機を稼働させなくても良くなっていた。
そんなこんなで、お隣さん同士懇意な間柄であった。
勿論、私たち職員はテレビ中継中の体育館の中を自由に往来できたので、生中継中のカメラに写ることは自然の成り行きであった。

     ※     ※     ※

東京のJOAK局と大阪のJOBK局それぞれのスタジオに控えている一般の視聴者が一人ずつ順番に対抗でアナウンサが読み上げるクイズに早く答えたほうが勝ち残り続けられる、というクイズ番組であった。
当時は、高卒・大卒の初任給が一万円前後のころである。
クイズに一問正解で500円は、たしかに大金であった。
喜んでオーケーして張り切った薄給の菜翁が旨さんに出された問題は「皇室で"おかべ"と呼ばれているのは、なんという食べ物のことでしょうか?」という、今でも忘れる事が出来ない問題であった。
ガチンコ勝負の上、何一つヒントもない。
勿論、菜翁が旨さんが知っているわけがなく、あっけなく敗退、賞金を手にすることが出来なかった、という、苦くて懐かしい想い出がある。

大阪市中央体育館
大阪市中央体育館の屋外テニスコート前にて職員有志と…
(後ろの建物は馬場町のNHK大阪中央放送局)

     ※     ※     ※

そういえば、この頃に大阪市中央体育館の西には、大阪営林局があり、『隣のよしみ』とのお声掛けで、奈良の国有林での『マッタケ狩り』に招待されたこともあったっけ・・・

道路を挟んだ北側・馬場町交差点の北西角には『大阪府警』があって、時折、『サツの昼めし(?)』をくらったものである・・・

また、その隣には、家庭裁判所があったので、『頭を狩り(刈り)』に出かけたこともあったっけ・・・

     ※     ※     ※

今年も、ご近所から、大豆や黒豆をたくさん頂いた。

豆腐、おから、納豆、油揚げ、高野豆腐、厚揚げ、畑の肉、黒豆の煮豆、豆じゃこ(じゃこ豆)(寒中の川魚と大豆の煮物)、節分の豆まきの炒り大豆、大豆入りのおかきなどなど・・・

古くから工夫された沢山の食べ方がある、豊富で良質な植物性蛋白質こそが、食の欧米化によるもろもろの病からわが身を守る大切な食品ではないかな、と、思い起す事ができた。



豆腐パワーは優れもの 食が進まない時は 粥より豆腐
♪豆腐は割り箸を使って『箸割り』がよい。 ♪割れ目がザラザラでかけた醤油が適度について、風味もよくなる。 ♪間違っても鉄の包丁では切り分けないように…豆腐の風味が鉄の匂いで台無しになる。


⇔冷暗所ならケースのまま常温でも長期保存出来るので、いつも紙パックで数個だけ冷蔵庫に入れて冷やしておいて、豆腐の紙パックを説明に従って3箇所キッチンハサミで切り取って、水を張ったボールなどに移してから器に盛れば、ハイ!冷や奴の出来上がり!具材はお好みで・・・♪

(1)疲れてお粥が欲しいときにも、粥より豆腐を・・・
(2)働きすぎた胃を癒すためには、粥より豆腐を・・・
(3)消化吸収率は、豆腐が94%、納豆ほぼ100%。効率も優れていますね。
(4)牛や豚の体温は人より高くて、牛が38.8℃、豚がは38℃…
  だから人の体内で固まって皮下脂肪や動脈硬化への近道…ですね。
  これに対して、大豆に含まれている脂肪は人の体の中に入っても固まらないし、
  その上コレステロールも殆どありません。
(5)食品成分表で比べてみると、
   凍り豆腐のタンパク質は牛や豚の肉の二倍以上
   凍り豆腐や油揚げの脂質は肉より多い。


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