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2010.12.06
カテゴリ： 読書／歴史系
永倉新八・八木為三郎・近藤勇五郎など、
新選組ゆかりの古老たちの生々しい見聞や日記手記等で綴った、
興趣尽きない、新選組逸聞集。
新選組遺聞改版
価格：780円（税込、送料別）
「 新選組始末記 」に続く新選組三部作第二弾です。
前作と同じような感じで、新撰組に縁のある人達の談などを交えながら、
新撰組隊士たちの人物像をあぶり出してゆく一冊です。
中でも特に面白かったのが、八木為三郎氏の壬生話。
新撰組が屯所としていた壬生の八木家の方です。
新撰組が屯所に居た頃は、八木氏はまだ子供だったらしいですが、
なにせ隊士と直に接していた方の話ですからねぇ♪
八木氏の視線からみた素顔の隊士たちが、とても身近に感じられて、
つくりごとの話ではないから、さらに余計に感動しちゃいましたね～。
あと、近藤勇五郎氏の思い出話もしみじみと感動してしまいました。
処刑された後の近藤さんの屍を掘り起こした話など、
身内の話であるがゆえに、非常にそのリアルさが伝わってきて、
なんだか涙がでてきましたよ。。
新撰組ファンとしては、本当に本当にとても興味深い一冊でしたー
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