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2011.02.08
カテゴリ： 読書／歴史系
内外に深刻な問題を抱え絶えず分裂の危機を孕んでいた。
明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発した。
西郷隆盛が主唱した「征韓論」は、国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく。
征韓論から、西南戦争の結末まで新生日本を根底からゆさぶった、
激動の時代を描く長篇小説全十冊。
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価格：610円（税込、送料別）
前々から読みたいと思っていたこの作品ですが、
全十巻という長さから、今までなかなか手を出せずにいました(^_^ゞ
が！
今年こそ(^o^)！
頑張って読破したいと思います♪
さて、幕末から明治維新へ。
新たに近代国家へと生まれかわろうとしている日本。
幕末の動乱を生き残った志士たちは、
いかにして、国家を建設するという大仕事を成し遂げたのか？
彼らは維新の後、どんな道を辿ったのでしょうか。
明治という時代をよく知らないワタクシとしては、非常に興味深く、
知的好奇心をくすぐられます～♪
まず問題となっているのが征韓論ですが、
征韓論とは何なのか？ということもとてもわかりやすく書かれていますし、
誰がどんな意見をもっていたのかということもよくわかって、非常に勉強になりますね。
まあとにかくいろんな人物が出てきて、まだまだ先は長いですが、
ぼちぼちと楽しみながら読んでいきたいと思います
ところでやっぱり、司馬さんの小説は深いですよねー。
何よりも、人物像が奥深い！
これでもかというくらい深く、一人一人の人物を掘り下げて書いていますよね。
そして、司馬史観といわれる独特の歴史の紐の解き方が面白い♪
次の巻も楽しみですー
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