たまり場

たまり場

君のいない世界



ふと見上げた夜空に 月がなく
ふと見渡した俺の周りに 君の笑顔もない


なにもなかった頃の世界を忘れ
その中を歩いていた頃の俺を忘れ

君がそばにいることを当然のように感じ
いつまでも 同じ空の下にいると思っていた


夢を永遠に続く現実と錯覚していたのだろうか


今夜は 君がいない
君の肌の温もりが染み付いた枕だけが残り
涙がそれをうっすら濡らす


枕を抱きしめて 

眠りつづけるよ

もう1度 君といる夢を見るまで


永遠の夢を見るまで




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