駒澤系応援ＢＬＯＧ

私がたまに購入する雑誌に「ベースボールクリニック」があります。月刊誌なんですが専門誌なので、ちょっと小さい本屋さんでは売ってないものです。　その中で、特集のひとつとして11月の日本選手権で優勝したＪＦＥ西日本を取り上げています。ＮＫＫと川崎製鉄水島という社会人野球では有名なチームが、2003年に「会社の合併」で２つのチームがひとつになってしまいました。ある程度の力量のあるチームですが、２つがいきなり一緒になって、練習方法の違いや、自己管理の仕方の違いなど、違う性質のものがひとつになるというのは大変だったようです。しかしながら、「大事な大会で勝つことと負けること」をチームとして同じ感情を共有することでチームがまとまっていったといいます。その上で、２年目の快挙だったんですね。　この「同じ感情を共有する」というのは大事で、仕事仲間でも家族でも同じことだなぁと思います。もちろん、漠然とした意識レベルでは難しいかもしれませんが、そうした意識レベルが高ければ高いほど強い力に結集されるんですね。最後に、一番大変なチーム事情の時に監督になった村上敏文さんはこの優勝を置き土産に勇退とのこと。（村上さんは駒大が昭和59年の秋に大学日本一になったときの主将で遊撃手でした。もちろん、生のプレーを見てますぜ、私は…）　元々のお約束なんでしょうが、もっと監督として采配を見たかったですね。お疲れさまでした。