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いつまでも元氣で美しく若々しくをお手伝いしている薬局の店主です。健康と美しさ、若さは守るものではなく、自分で創るもの、そのための知識と智恵をつけましょう。ネットやＴＶだけでは分からない本物の情報お伝えします

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2006.04.26

メタボリックシンドローム、ウエストよりも中性脂肪とHDL

テーマ：今日の健康状態は？(10794)

カテゴリ：健康

肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病があると従来は死の四重奏と言い
他の人よりもリスクが大きくなります。

動脈硬化性疾患（心筋梗塞や脳梗塞など）の危険性を高める
複合型リスク症候群を「メタボリックシンドローム」と言います。

本診断基準では、必須項目となる内臓脂肪蓄積（内臓脂肪面積100平方cm以上）
のマーカーとして、ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」
とし、その中で
1.血清脂質異常（トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満）
2.血圧高値（最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上）

---の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する、
と規定しています。

昨年、日本内科学会などの8つの学会の合同委員会が作成した
メタボリックシンドロームの診断基準では、ウエスト周囲径が
必須項目になっている。そのウエスト周囲径は、男性85cm以上、
女性90cm以上であることから、メタボリックシンドロームと
診断されるのは男性が多く、女性では少ない。

しかし、実は、中性脂肪とHDLコレステロールにスポットを当てると、
女性でも動脈硬化のハイリスクな症例があることがあります。

メタボリックシンドロームの診断基準でウエスト周囲径を必須項目とし、
さらに男性85cm以上、女性90cm以上という、女性のウエスト周囲径が

米国のNCEP（National Cholesterol Education Program)の診断基準では、
ウエスト周囲径は必須項目ではなく、日本でも今後、診断基準の修正の余地
があるといえるだろう。

Hoorn研究によると、メタボリックシンドロームと診断された群では、
男性では致死性心筋梗塞が、女性では非致死性心筋梗塞が、メタボリ

　さらに個々のリスク因子を見ると、まず男性のウエスト周囲径は
102cm超だけでなく、94cm以上も有用な指標だったのに対し、
女性では88cm超、80cm超ともに有用な指標とはならなかった。

女性の場合ウエストが適応でない場合も注意が必要と思います。

タカタ薬局　薬剤師　高多健一
石川県河北郡内灘町向陽台1-144

今日は-0.6ｋｇ・・・

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