仁淀川 Camp (2003.10)








仁淀川キャンプ

10月4日(土),5日(日)仁淀川河原(加田Camp場)




前回、「Camp」の計画が雨のためやむなく中止になっていたため、雨が降ろうと、槍が降ろうと(ちと、大げさですね)なにが何でも決行する決意で臨んだ今回の「Camp」。setuei
強い意志が天に届いたのか、晴天。
前日準備する予定であったが、子どもと一緒に寝てしまったので、あわてて朝から家事と平行して準備を進める。
全ての準備を整え、出発するころにはもうすでに正午。子どもたちは「もう今日は泳げんが(泳げないの)?」と聞いてきた。
「ゲッ、泳ぐつもりか」と思いながらも、「ん?、まだ大丈夫!」と答えていざ出発!
途中、手抜きコンビニおにぎりの昼食をはさみ、現地へ到着。
今回のCamp場は夏場にはものすごい数のテントが並び、夜もうるさくて、個人的にはあまり好きではなく、ほとんど使わない場所だが、時間や時期を考えてしかたなく決定。
camp_place
しかし到着してみると、キャンパーはほとんどいない!(この時期に家族連れでやってくる方が珍しい?)
Camp場ひとり占め状態で、気分はまずまず。
早速設営にかかる。設営は子どもたちも手伝ってくれたが、長続きはしない。河原の石や水辺で遊んだりしながら、「お父さん、今日カヌー乗れる?」「まだ~?」と聞いてくる。
そのたびに「大丈夫乗れる乗れる。もうちょっとやきね(もう少しだからね)」と答えながら15:00頃、設営終了。
早速、カヌーへ。子どもたちは自分でこぎたくてたまらない。
kayak2
全て任せると、ぐるぐるとまわったり、あらぬ方向へ進んでいく。
それほど流れのある場所でもないので、やりたいようにさせる。息子は今回初体験。不安げな表情で、膝にちょこんと鎮座し、動かない。
1時間半ほど遊んで今日のところは終了。
夕食の準備。子どもたちは手抜きカレー。大人のメインディッシュは小振りながら仁淀川で取れた鮎の塩焼き。
もちろん私が釣ったものではない。(^^;) 知り合いにもらったもの。娘2人はほとんど食べなかったが、魚好きの息子は「びんび、びんび」(びんびは魚の幼児語。土佐弁かな?)といいながら、よく食べた。
あるキャンプの本に「キャンプの食事はお父さんの腕の見せ所。普段家事をしているお母さんはゆっくりしてもらって、お父さん主導で。子どもたちもお父さんを見直すでしょう」みたいなことを書いていたのを見たことがあるが、今は普段の家事も私。キャンプへ来てもやっぱり私。お母さんの出番は?と思いながらも・・・
takibi
食後は焚き火を囲んでしばらく遊ぶ。息子は昼寝をほとんどしてなかったので、7時過ぎにはダウン。
たきつけ用に松ぼっくりをたくさん持っていていたが、それが良く燃えるのと、燃えて炭になったものが、「火の花」のようで美しかったのに娘がいたく感動をしていた。
8時過ぎには皆テントに入る。私は火の始末と片付け、テントまわり等の確認をして、10時に就寝。
夕方から吹いていた風は夜になって少し強まり、深夜にはなにやら「パタパタ、カチンカチン」と変な音がするので、テントの外へ確認に行くと、フライシートを固定する金具が一カ所はずれてテントのポールにあたっていた。
それをなおして、夜空を見上げると、満天の星。あまり美しかったので、しばし見とれていた。


早朝、食事の準備。「長女は目玉焼き、次女は卵焼き」と注文をつける。「みんなゆで卵にしようや」と思いつつも、子どもが喜ぶならと思い、手間をかけて、タマゴ料理?三種類を作る。次女食べず。
「なんで?お前が卵焼きって言うたがやろう(言ったんでしょう)」となる怒りを抑えながら不問に伏した。
食器、ランタンやバーナーなど、少しずつ撤収しながら、暖かくなるまで焚き火にあたりながら遊ぶ。
少し日が高くなってから、前日に続きカヌーに乗って遊ぶ。娘たちは、対岸や岩場などあちこち上陸しながら楽しむ。
長女が河原を血相を変えて一目散に走ってきてカヌーに飛び乗るので何事かと思って聞くと、60cmほどの蛇がいたらしく、「舌をチロチロさしよった(さしていた)」と興奮した様子。
息子は相変わらず静かに座っているが、少しは慣れた様子で時々笑い声をあげる。といってもやっぱり緊張している様子で、カヌーに乗るときに握っていた「プリッツ」のかけらをしっかり握りしめて、食べようとしない。
およそ1時間後、カヌーから下りて初めて、自分の手にある「プリッツ」に気づいたらしく、おいしそうに食べていた。水で濡れておいしくはないはず!
kayak1
11時半頃から本格的な撤収。12時にはCamp場を後に。妻の仕事もあるし、帰ってからすることがたくさんあったので、早めに切り上げ、今回のCampを終える。
「帰ってからの片付けが大変だなあ」と思う一方で、「次回は2泊して、丸一日は遊び三昧の計画にしよう!」「11月中にもう一度」
と密かにもくろむのであった。



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