A Happy Hunter - 難病ALSなんかに負けないもん

A Happy Hunter - 難病ALSなんかに負けないもん

発病1~2年前



夏の終わりに毎日現場に通い詰めていた店舗の仕事が終わったので、たまには家族サービスもしなくちゃと思い佐渡島へ旅行へいった。

旅先で生まれて初めて「ラジウム岩盤浴」を体験し、帰宅直後に蚊に刺された様な発疹が出来て、あっという間に手・足・身体全体に広がる。

いろんな皮膚科で診てもらったが、原因も分からず薬も全く効かなかったので、中国漢方の医師の元へいくと「血液が酸化している。」「このままにしておいたら死んでしまうよ。」と言われ、漢方薬を飲み始めてすぐから少しずつ良くなり、半年後にはほとんど気にならないくらいまで発疹は消えたが、今でも少し残っている。

40歳なので人間ドックを受けたけど、以前からある2mm程の胆嚢ポリープと肥満意外は全て異常無しのオールAだった。

41歳になった頃からとにかく毎日疲れてダルく、仕事と家事を両立するのが難しくなってきた。

コーディネーターの仕事は順調過ぎる程順調で休む暇はなく、子供もまだ2年生なので手が掛かる。

真冬だというのに打ち合わせの資料を準備しているだけで大汗をかいている私を見て、取引先の事務員さんが「体調が悪いんじゃない?」って心配してくれていた。

その時は「体重が増えたからだ」と自分に言い聞かせていたけど、春になって打ち合わせの後に足の裏がパンパンに腫れ上がるようになったのと、自分でも身体が重くてダルくて辛かったので、10代の頃からお世話になっているホームドクターの病院に行ってみた。

ホームドクターはホルモンの検査や甲状腺の検査をしてくれたが、どれも異常がないのでビタミン剤の注射にしばらく通い様子を見ることにした。

この頃から午前中家で仕事を片付けた後に昼食を取ると、ダルくて眠くて耐えられない程になり、ちょっと昼寝が1~2時間も寝込むようになってしまう。

しかも酷い寝汗もかくようになり。その昼寝をしないと夜まで身体がもたなくなってきた。

車を運転していて信号待ちでブレーキを踏み続けられない症状や、ボトルガムを出そうとするとガムを上手く取れなくて何個も車の中に落としてしまったり、自動販売機のお釣りを取ろうとすると毎回お金を地面に落してしまう症状も出ていたが、病院でも異常が無いと言われたし忙し過ぎて深く考えている暇もなく、どれも「疲れかな」「歳のせいかな」「運動不足かな」と思い込んでいた。

その内仕事が更に忙しくなり、仕事以外は息子を育てることに必死になっていて、自分の体調を気遣っている暇は全くなくなっていた。

年末に抱えていた住宅展示場の仕事が一段落、年末年始休暇は少しゆっくりしようと決めた。

恒例の両親と兄家族との元旦の初詣も終わり、ホッと一息。

お風呂上がりに久々に腹筋運動でもしようと思い立ち、仰向けに寝て右足を伸ばして上に持ち上げようと思ったらピクリとも上がらない。

左足を上げてみると、以前よりはキツいけどちゃんと上がる・・・。

なんか変だな~と思ったが、運動不足だと思い込んだ。

この頃から布団に横になると気管の辺りが「ゼロゼロゼロ」と変な音がするようになって、眠りに落ちる時に息を吐いたまま止まってしまいジェットコースターで落下する時のような「フワっとした感覚」になった後に目覚めて慌てて息を吸い込むということが度々起こるようになっていたが、それも疲れのせいだと思い込むようにしていた。





© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: