BLUE HEARTS を聴きながら

BLUE HEARTS を聴きながら

食事編1


(この夫婦おかしいよなー。とくにオヤジ。)
とか思っていたんだけど、すべてが初体験のオレには
こんなもんなのかな?と思うようにし不安を隠していた。緊張してたしね。

でも、この家庭がおかしいことに気づくのに1日もかからなかった。

だってオヤジは絶対に地方症(認知症)だもん。
完全ボケてるもん。
はだしで庭を行ったり来たりしてるし・・・。

話が通じないのはオレの英語力不足じゃないのが問題。
おい!家族全員、通じてないじゃん。

だいたい、生活保護を受けてるような家庭がホームステイを受け入れるなよ。と思ったが、受け入れちゃったものはしょうがない。
オレも他に行く先がないから我慢するしかない。

どうりで着てる服とか貧乏くさいと思ったよ!
Tシャツが微妙にやぶけてたのはファッションじゃなかったのね・・・。

よくみるとママのあごから髭があああああ!!
なまずひげが・・・。

もはや、なんでもあり状態。

そんなテンヤワンヤで夕食に。
まず夕食の時間が21時を過ぎてたのに疑問を感じてはいたが、家庭によってそんなことは違うので気にしないようにしてた。
で、味なんだけど
まずい。
イヤ、オレも寮生活してたこともあったし、他人の飯というのは普通の人たちより経験してると思う。当然いろんなまずい飯も食ってきた。
でもね、今までは食える領域でのまずさだったの。
飲み込みたくないのよ!口に入れたくないの!
スプーンで口元にもってくると、その時点で
あっ!これはまずい!
と脳が判断をくだすんだな。

でも、出されたものは残さず食べろ!
という体育会系社会で10年以上も育った俺だから気合で食べた。
ケチャップをドバドバかけたり、醤油かけたり、日本から持ち込んだふりかけをかけたり。そうやってごまかさないと食えなかった。

基本的には毎日まずいんだけど、日によってはマシなときがあるの。
そう感じてきてしまってる状態が今思えば味覚障害だったと思うけど。

ある日の夕食でどうしても食えなかったことが1度だけある。
見たことのない食材をつかったもので、スプーンを持つ前から
「食えねーな・・・。」
とつぶやいてしまった。
イメージ的には、ご飯にレモン汁かけたような味。
すっぱいご飯。
酢飯とは真逆の位置。180度ちがう。というより540度かな?一周して逆いっちゃったみたい。
一口だけ口の中に入れてみたけど脳が
飲み込むな!
という指令をあたえるので飲み込めなかった。
ママが席をはずした瞬間にお皿をもってトイレに駆け込んだ。
皿まで便器に捨ててやろうかと思ったぐらいまずかったもんだから、なぜか罪悪感はなかった。
ばれずに事をすませたことに達成感を感じたもんね。




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